【レポート】

"相談"がお金に変わる、無形のシェアリングビジネス「coconala」が描く未来

1 coconalaのビジネスモデル

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モノをシェアする「mercari」、スペースをシェアする「airbnb」。近年、シェアリングエコノミーという言葉が広まりつつあるが、こうした形あるものをシェアするだけではなく、無形のものをシェアするビジネスもスタートしている。ココナラは、知識・スキルに着目し、これまでにないニーズを取り込んだサービスを展開している。

ココナラが運営するのは、個人間のスキル売買サイト「coconala」。占い、心の悩み、似顔絵、画像、文章など、各分野でスキル・知識を持った人がこのプラットフォーム上で出品し、サービスを提供する。たとえば、占い師による占いサービスのほか、「ロゴデザインを引き受けます」「売れるキャッチコピーを作ります」など。利用者がサービスを買い、売買が成立すると、出品料に応じて手数料を取るのが同社のビジネスモデルだ。

coconalaサービスサイト

2012年にスタートした同サービスは、登録ユーザー数、出品数、売上ともに増大傾向にある。登録ユーザー数は11月現在約20万人、出品数は同約5万件にのぼり、様々な分野のスキル・知識が買える。売上も右肩上がりを続け、11月の月次では約5,000万円、サービス開始3年で70倍に膨れ上がったという。8月決算で黒字化のメドもついたようだ。

coconalaが急成長できたのは、手軽に利用できることが一因。多くのサービスが、500円(税別)で提供されており、利用者にとって使いやすいものとなっているからだ。手軽さゆえに、5人に1人はコアユーザーとなり、サービスを継続利用、かつ、複数のカテゴリーでサービスを利用しているという。

コアユーザーは購入するだけではなく、出品側に回る人も多く、こうした好循環を生み出し、一人当たりの月額利用料は約6,000円に到達しているという。

1サービス500円というと、多くの出品者のモチベーションを保てなくなりそうだが、販売実績に応じて、出品者のランクがあがり、1,000円、5,000円といったように、単価をアップすることができる。今では月間65万円稼ぐ人もいるとのことだ。

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目次
(1) coconalaのビジネスモデル
(2) coconalaの新しさ

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