パナソニックは9月28日、品川シーズンテラスにて「ランニングビューティキャンペーン」の体験&試食会を開催した。イベントではエクササイズ機器「ビューティトレーニング(ラン・ウォーク用ウエスト) ES-WB60」(以下、ES-WB60)の体験のほか、トレーニング後に最適なアスリート食が振る舞われた。
ビューティトレーニングが無料で使えるチャンス
今回の催しは、9月28日から12月10日まで行われる「走って、引き締めて、美味しい! 品川ランニングビューティキャンペーン」の先行体験会。キャンペーン期間中は、品川シーズンテラスにあるランナーサポート施設「10over9 RUNCUBE 品川シーズンテラス」にてES-WB60を無料でレンタルできる。さらに、同施設内にある「鹿屋アスリート食堂」では、鹿屋アスリート食堂とパナソニックの共同開発による、スポーツ栄養学にもとづいた「ビューティトレーニング定食」を限定発売する。また、10月23日と11月6日、11月20日は、ES-WB60とビューティトレーニング定食を楽しめるランニング会も開催予定だ(各回定員15名)。
先行体験会では、ライフスタイルデザイナーの栗原冬子氏と、パナソニック アプライアンス社 コンシューマーマーケティングジャパン本部 スモールアプライアンスグループ ビューティ・ヘルスケアチーム 主事 岡橋藍氏、鹿屋アスリート食堂の管理栄養士である臼井里佳氏の3名が、対談形式でES-WB60やビューティトレーニング定食について説明をした。
【左】ビューティトレーニング定食は本来「鹿屋アスリート食堂」で提供されるが、今回のイベントは人数の関係か同施設内の「グッドモーニングカフェ」で実施。【右】イベントは対談形式で行われた。右からライフスタイルデザイナー栗原冬子氏、パナソニックの岡橋藍氏、そして鹿屋アスリート食堂管理栄養士の臼井里佳氏 |
走りながら効率的に腹筋トレーニング
対談では、まずはじめにES-WB60について説明。ES-WB60は、ランニングやウォーキング中のウエストの「ひねり」を検出し、伸びている筋肉に電気刺激を与えるEMSエクササイズ機器だ。伸びようとする筋肉を電気刺激で収縮させるため、走る、歩くといった動作に通常よりも大きな負荷をかけられる。そのため、効果的に筋肉をトレーニングができ、ウエストのくびれ作りに有効なのだという。
岡橋氏いわく、今までも「筋肉を一定のリズムで刺激するだけ」のEMS機器はあったが、ES-WB60は使用者の筋肉の状態をセンシングする。筋肉が「伸びる」タイミングに合わせて電気刺激を与えるのは、ES-WB60だけ。効率的にウエストをしぼるには、有酸素運動と筋肉トレーニングの両方が重要だそう。しかし、パナソニックの調べによると、ランニングなどの有酸素運動は得意だが、腹筋などの筋トレは苦手という女性が意外に多い。ES-WB60を使用すれば、ランニングやウォーキングをしながら腹筋と同じ負荷をかけられ、効率的にお腹まわりを引き締められるという。
「筋肉伸ばすときに収縮させようとする逆の力が働くので、ウエストにダンベルをのせて運動しているようなものです」と言う岡橋氏。「じつは、今も装着中なのですが、服を着ればほとんど気づかれない薄型デザインである点もお気に入りです」とアピールした |
実際にES-WB60を体験!
いよいよES-WB60を実際に体験する。ES-WB60は、4つの粘着パットを搭載したウエストベルト部と、リモコンコントローラー、そしてセンサー部で構成されている。リモコンとセンサー部は取り外し可能で、汗で汚れやすいベルト部は水洗いもできる。
【左】当日は製品の体験コーナーも用意。ウエストサイズに合わせて、3サイズ(S/M/L)のベルトが用意されていた。【右】ES-WB60は、4つの粘着パットを搭載したウエストベルト部と、リモコンコントローラー、そして両パーツの間にある、黒いセンサーパーツで構成されている。リモコンとセンサーは取り外し可能 |
ベルト内側にあるピンクのマークを自分のヘソに合わせ、面ファスナーを締めて装着。さらに、サイドベルトで締めるので、ベルトがピッタリと身体にフィットし、大きく動いてもずれにくい。最後に、センサー部をベルトわきのポケットにはさめば装着完了だ。
リモコンで選択可能なモードは、「ラン」「ウォーク」「ツイスト」のほか、一定リズムで筋肉を刺激するだけの「センサーオフ」。今回は軽く歩く運動ということだったので「ウォーク」を選択した。モード選択後はEMSの刺激の強さを、1~50までの50段階で選べる。筆者は「3」でピリピリとした感覚をおぼえ、「20」だと強くわき腹を刺激されるように感じた。さらに徐々にレベルを上げたが、筆者は「35」あたりが刺激の限界だった。人によって刺激の感じ方は異なり、低周波の刺激に慣れていたり、脂肪が厚い人ほど強いレベルでも刺激を感じにくいという。参加者のなかには「7」で限界という人もいれば、最大レベルの「50」でも平気というツワモノも。ちなみに、ES-WB60は低周波に中周波を加えており、通常の低周波だけのEMSと比較すると不快な刺激を与えにくいとのことだ。
実際にウォーキングをしてみると、動きに合わせて「ビビビ」という断続的な刺激や、「ビー」と長い刺激などがわき腹に伝わる。あまり広くはない敷地内を数分間歩いただけで、身体はまったく疲れていないにもかかわらず、腹部だけは腹筋運動をしたような疲労感があり「これは効いている」と実感できた。使用時間は1日30分まで。効率的に筋肉を付けるには、毎日使用するよりも1週間に2~3回程度のトレーニングが有効だという。
美しい身体を作るビューティトレーニング定食
管理栄養士の臼井氏いわく、美しい身体作りには、運動だけでなく食も重要。そこで、今回のキャンペーンでは、運動後に最適な栄養バランスの「ビューティトレーニング定食」を開発した。今回のイベントではこの定食の試食会も行われた。
試食会で提供されたのは、9月28日~11月3日まで発売予定の「秋メニュー」。ビタミンの多い「かぼちゃとスモークサーモンのサラダ」、美容に良いとされるビタミンやミネラル、カルシウムが豊富なアーモンドミルクを使用した「豆腐とキノコのアーモンドミルク煮」、そして、パナソニックビューティのカラーであるピンクをイメージした「蒸し鶏のピンクグレープフルーツソース」は、グレープフルーツに含まれるクエン酸で、疲労回復を促進してくれる。
さらに、ご飯には独自ブレンドの「アス米(アスリート米)」を使用。キヌアなどの鉄分や食物繊維が豊富な雑穀をブレンドしている。雑穀をよく噛むと栄養素が吸収されやすくなるため、ご飯はかために炊くなどの工夫をしているという。