日本ギガバイトは6日、東京・秋葉原のドスパラパーツ館とソフマップ リユース総合館にて「GIGABYTE 2014年を振り返る」イベントを開催した。今回はドスパラパーツ館での様子をお届けしたい。
イベントでは日本ギガバイトの木戸田徹氏と岡田宇弘氏が、スライドを用いて2014年に同社が発表した製品やイベントの紹介を行った。
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日本ギガバイト 木戸田徹氏 |
日本ギガバイト 岡田宇弘氏 |
2014年もたくさんの製品がお目見え
2014年もGIGABYTEから多くの製品が登場したが、年明けから新モデルが相次いで登場したのは小型PCベアボーン「BRIX」シリーズだ。2014年1月にプロジェクタ内蔵モデルや、2.5インチストレージ対応モデルの国内販売を発表したかと思えば、3月にはグラフィックスに"Iris Pro"を統合したHaswellを搭載した「BRIX Pro」を、6月にはデスクトップ向けGPUのGeForce GTX 760を搭載した「BRIX Gaming」を続々と発表した。
5月には、Haswell Refresh(開発コード名)の発売に合わせて、新チップセットIntel 9シリーズを搭載したマザーボードがお目見え。品質規格Ultra Durableに準拠するスタンダードシリーズ、ゲーマー向けの高性能を特徴とするG1 GAMINGシリーズ、オーバークロッカー向け高性能を特徴とするOCシリーズに加えて、新たに"超"高品質を特徴とするBLACK EDITIONシリーズが追加された。
BLACK EDITIONシリーズでは、出荷する前の製品すべてに168時間(7日間)の耐久試験を行い品質をチェックする(テストの様子はこちらを参照)。製品には製造部門の副社長兼ゼネラル・マネージャーによるサインが入った証明書が同封されるほか、購入したユーザーには通常製品よりも長期間の保証や、抽選によるプレゼントといった特典も用意されている。実際に2014年10月に行われた抽選では、日本のユーザーから当選者が出ているという。
また、6月に行われたCOMPUTEX TAIPEI 2014では、液体窒素を用いた極冷に特化したマザーボード「GA-Z97X-SOC Force LN2」を発表。発表会ではGIGABYTE所属のオーバークロックチームがメモリクロックの世界記録を更新した。
8月末にはHaswell-E(開発コード名)に合わせて、Intel X99 Express搭載のハイエンドマザーボードが登場。CPUソケットだけではなく、PCI Expressスロットにも金メッキ処理を施した耐久製や、ヒートシンクやバックパネルに搭載したLEDが点灯する「Ambient LED」が特長となっている。
イベントも盛りだくさん
製品の発表に合わせるように、2014年のGIGABYTEはイベントも精力的に実施した。年明けから春にかけては、AMD製APU(開発コード名)と対応プラットフォーム関連のイベントを中心に開催。2月にAMDと行ったゲームイベントでは、記録的な大雪に見舞われ苦労したという。夏から秋にかけては、上記にあるようにIntel製チップセット搭載製品のイベントも多数開催した。
4月には日本ギガバイトとして初の試みとして、オンラインゲーム「League of Legends」の大会「GIGABYTE CUP」を開催。参加者もさることながら、会場やニコニコ生放送でもかなりのギャラリーが集まるほど好評で、9月に第2回大会「GIGABYTE CUP 2」も開催した。
東京以外の地域でも活発にイベントを開催。大阪や名古屋での製品紹介イベントが中心だが、8月には北海道の旭川で「U-16旭川プログラミングコンテスト」に挑む中学生に向けて、自作PCの組み立て教室を行うなど、これまでにない動きも見せている。
2015年にはあの"ギガバイ子"ちゃんにも新たな動きが
最後にオンラインでの活動も紹介。日本ギガバイトでは、YouTubeの「GIGABYTE JAPAN」チャンネルで、「ギガバイト子」による製品紹介動画を公開している。現在、お気に入りのギガバイト子動画を選ぶ人気投票キャンペーンを実施しているとのことで、投票を呼びかけていた。
また、古くからの自作ユーザーにとって、日本ギガバイトのマスコットキャラクターといえば「ギガバイ子」ちゃんだが、現在「ギガバイ子」ちゃんのLINEスタンプを製作しているという。まだ申請前だが、2015年の早い段階で提供を開始したいとのことだった。