日本マイクロソフトが6月2日に発表した「Surface Pro 3」。OSにWindows 8.1 Pro 64bit版を搭載した12型タブレットだ。発表会でお披露目された本体を写真で紹介しよう。各サムネイルをクリックすると拡大表示となる。

最初に基本スペックをまとめると、CPUは第4世代(開発コードネーム:Haswell)のIntel Core i3 / i5 / i7、メモリは4GB / 8GB、ストレージ(フラッシュメモリ)は64GB / 128GB / 256GB / 512GBだ。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、mini DisplayPort×1、USB 3.0×1、microSDメモリーカードスロット、イン / アウト約500万画素Webカメラ、マイク入力/ヘッドホン出力など。センサー類は光 / 加速度計 / ジャイロスコープ / 電子コンパスで、バッテリ駆動時間は約9時間だ。

12型の液晶ディスプレイは光沢(グレア)タイプで、10点マルチタッチに対応する。解像度は2,160×1,440ドットで、アスペクト比が3:2であるところが目新しい。本体サイズはW292.1.4×D9.1×H201.4mm、重量は800gだ。ラインナップの概要と価格、発売日、発表会の様子などは、以下の記事をご覧いただきたい。

■Surface Pro 3、一般向けは7月17日発売 - 91,800円~202,800円
■【レポート】日本マイクロソフト、満を持したSurface Pro 3の発表会 - ウィットに富んだ"比較"も披露

なお、発表会で展示されていた実機はあくまでサンプルで、製品版とは細部が異なる場合がある。

オプションの「Surface Pro タッチカバー(ブルー)」を装着した状態のSurface Pro 3

Surface Pro 3本体とSurface Pro タッチカバーは、マグネットでくっつく。ひんじに相当する部分は2段階の調整が可能だ。机上や膝上など、自分が使いやすいほう、安定性が高いほうで固定できる。また、付属スタイラスのホルダーは、Surface Pro タッチカバーの好きなところに付けておける

Surface Pro 3本体。背面のキックスタンドは、自由な角度調整が行える。キックスタンドの裏側にmicroSDスロットを配置

キックスタンドのひんじ部分(写真左)と、本体背面(写真右)

上面には電源ボタン

右側面にはUSB 3.0とmini DisplayPort、電源コネクタ

左側面にはボリュームボタンとヘッドセット端子

Surface Pro 2との比較。写真左の下段がSurface Pro 3、上段がSurface Pro 2。写真右の左側がSurface Pro 2、右側がSurface Pro 3。本体の厚さは、Surface Pro 2の13.5mmに対して、Surface Pro 3では約9.1mmまで薄型化。見た目にも手に持った感覚でも、数字以上の違いを感じた

デモ機のシステム情報

デモ機のデバイスマネージャ(一部)。SSDはSamsung製「MZMTE128HMGR-000MV」、ネットワークコントローラはMarvell製「AVASTAR Wireless-AC」、CPUは2コア4スレッド動作のIntel Core i5-4300U(1.9GHz)だった