喫煙マナー守れてますか?

マイナビニュースでは、男女各300人に対して煙草に関するアンケートを行った。今回は、路上喫煙や携帯灰皿など、屋外喫煙のマナーにまつわる内容について見ていこう。

喫煙者のマナーについて

まずは喫煙者のマナーについて、「路上など公共の場所でタバコを吸っている人がいて、不愉快な思いをした経験はありますか?」と質問したところ、男性は「ない(39.3%)」が最多だったものの、「ある(31.3%)」、「よくある(29.3%)」を合わせると、6割以上が不愉快な思いをした経験があることが明らかになった。

「よくある」「ある」と回答した男性にそのときの状況について尋ねたところ、「煙たくて咳が出たり空気が悪くなる」(34歳男性/情報・IT/技術職)というように、副流煙を迷惑だと思う意見が多かった。

また、「歩き煙草をする人のタバコの高さが丁度子供の目の高さになると言うことを知らない人が多すぎる。子供にとっては非常に危険だ」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)など、歩きタバコの危険性を指摘する声も少なくない。

一方、女性の場合は「よくある(50.0%)」が半数を占め、「ある(27.3%)」、「ない(22.7%)」と続く。女性の方が男性よりも、公共の場でタバコを吸う人に対して不愉快な思いをした経験がある人が多いようだ。

男性同様、「よくある」「ある」と回答した女性にそのときの状況を尋ねたところ、副流煙以外にも「路上喫煙禁止の場所で吸っている神経を疑う」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント)、「ポイ捨てを見ると腹が立つ」(25歳女性/医療・福祉/専門職)など、喫煙者のマナー違反を指摘する声が目立った。

携帯灰皿の所有率は

アンケートのように嫌煙志向が高まっているが、喫煙者の男性に「喫煙所以外でタバコを吸っているところを咎められた経験がありますか?」と尋ねると、「ない(80.7%)」が最も多く、「よくある(0%)」「ある(19.4%)」と答えた人は少数派。女性も同様に、「ない(76.9%)」が最多で、「よくある(0%)」、「ある(23.1%)」は少ない。マナーを守って喫煙する人に対しては、そこまで不愉快に思われていない様子がうかがえる。

そこで、「携帯灰皿を持ち歩いていますか?」と尋ねたところ、男性の場合は「いつも持ち歩いている(46.8%)」が最多だったものの、「まったく持ち歩かない(29.0%)」が続いた。

女性の場合は「まったく持ち歩かない(46.1%)」が最多で、「あまり持ち歩かない(15.4%)」と合わせると約6割の喫煙者の女性が携帯灰皿を持ち歩いていないことが明らかになった。携帯灰皿は灰皿が無いところで喫煙する際に利用するものであることから、女性は灰皿が設置されていない場所で喫煙をしない人が多い、ということかもしれない。あなたはどう思うだろうか?

調査時期: 2014年4月8日~2014年4月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女600名
調査方法: インターネットログイン式アンケート