神奈川県・パシフィコ横浜で開催中の「CP+2014」は2月15日、前日からの悪天候のため同日の公開を中止した(関連記事)。2月16日は予定通り、公開される見通しだ。

会場のパシフィコ横浜周辺

みなとみらい駅で係員が持っていた中止案内

会場の最寄り駅となる横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい駅」の改札口を出た目前、CP+2014の係員が「悪天候による2/15(土)開催中止のお知らせ」という看板を掲げていた。14日からの大雪により交通機関が大幅に遅れたり、運行休止となったことで、15日の6時30分ごろに公開中止が決定されたという 。

会場入り口近くには、(自分と同じく)中止を知らずに来場したが手ぶらでは帰れず、愛用のカメラで雪景色を撮る人の姿が散見された。そんな来場者の一人、静岡県の大滝さんは、マグナムフォト所属の写真家スティーブ・マッカリー氏の講演を楽しみに新幹線に乗って横浜に来たが、「残念ですが、仕方がない」と淡々と話してくれた。

地元、横浜市港南台の山本さんは、最近カメラを始めた初心者。積雪したことから「むしろすいているので狙い目の日」と思って来てみたが、中止と知り少々驚いたという。

中国・上海のXi Yuhengさんは、ビジネスで別のイベントに出るため来日したついでにCP+を訪れた。中止となって残念ではあるが、「雪景色が非常にきれいで素晴らしい」と愛機のニコン・D600で会場周辺を撮影していた。

CP+2014のプレスルームには先ほどまで、国内メディア1名、海外メディア2名の記者がいたが、現在(14時30分)は自分のみ。実に静かな環境で本稿を執筆している。

会場入り口付近の様子

パシフィコ横浜内は、がら~ん

中止案内の表示

横浜市港南台の山本さん。オリンパスの高倍率ズーム機「Stylus 1」を愛用している

15日12時ごろの東急東横線・みなとみらい線、横浜駅の表示。14日に東急東横線・元住吉駅で発生した衝突事故の影響を受け、渋谷~菊名駅間の運転を見合わせていた