ニィーハオ。お元気ですか?

思い立って上海へ行ってきましたぁ。何かと今話題の中国。毎週、中国の名前を新聞でも拝見いたします。飛行機で3時間の外国。国内旅行とほぼ変わらない時間ですもの、「行ってみたらどうだろう」なぁんて気持ちで、お友達と電話しながらネットで空席チェック。あら、みんなマイルも貯まってるぅ♪ じゃあ行ってみようか、ネット予約しちゃうね!

そんな安易な感じで、旅をすることになりました。しかも、向こうにいるお友達のところに行くことは決まったものの、住所を知らず、連絡先もよくわからず、迎えに来てるかもわからず……それってミステリーツアーじゃん! でも、なんとかなるよ的な考えの私。

友達「えぇ~!! 大丈夫ぅ? 心配~。しかも住所わからなかったら、入国のとき聞かれるし、書かないと」
そうでした。宿泊先を書かないとでしたね。
私「ほんじゃ、せっかくだからマンダリンホテルとか書いておこうかぁ。ハイアットでもいいよ」
勝手に高級ホテルの名前をカキカキ。

さぞかし一緒に行ったお友達は最初不安だったでしょうね(笑)。私も少し前までは旅の些細なことでも心配をしていましたが、ロンドンで生活をした経験(2005~2006年までロンドン--日本を行ったり来たりの生活をした時期がありました)から、
「いちいちビビったり不安ばかりでいても始まらない。起きちゃったことは楽しもう!」
そういう風な考え方になってからは、「やばいかしら?」な状況もひとたび「冒険の旅」になったり、「新しい発見」があったりと、なかなか味わえないようないい経験が増えていったのでした。

特に外国では、日本の常識は何の意味もなさなかったりしますものね。今回の上海でもいろんな発見がありましたよ。まずびっくりしたのは、上海の活気が溢れている感じと、生きる力がにみなぎっていることでした。みんなね、何かしらしているのです。例えば路上で勝手に店を出していたりするので、警察の人が来て怒られるでしょ。そしたら「やべ」って顔をして店をたたむんだけど(たたむと言ってもイスみたいな台とかね)、そのたたんだそばから、また隣りに店を出す強さ! 時間で言うと10秒みたいな(笑)。

それから「まけて」とか言うと、二言目にはケンカみたいな……そう感じるだけなんでしょうけど、国民性なのかなぁ。いや、中国の人のコミュニケーションのひとつであり、怒ったり、ケンカしているわけではないのかもしれませんね。とにかくそんなひとつひとつが衝撃的であったわけですが、もうひとつよく聞いた言葉は何だと思いますか? 上海の人々がよく口にしていた言葉です。

「大丈夫」って言葉。

私「この茶器のセットと、器だけって買えないですよね。セットですもの」
上海の方「大丈夫」(もちろんセットは2つの器でしたが、どこからか器を増やして5つセットにしてくれました)。

私「あのぉ、セミダブルのシーツが欲しいんですけど」
上海「大丈夫。これセミダブル」(表示にはダブルと書いており、やはりダブルでありました……が、確かにシーツ余りすぎだけど、ボックス型じゃなく布タイプだったので、余った分をしまいこんで使えました)。

私「このお茶って、血液サラサラになるってことは健康に良さそうだけど、痩せはしないよねぇ」
上海「大丈夫。血液サラサラで痩せる」

本当ですかぁ~? どこまでも大丈夫と言い張ってくれる潔さと強さで、本当は違うかもだけど、まぁいっかぁと思えたり、なんかすごいですよね。街並みもすごかったですよぉ。1分1秒ごとに新しく生まれ変わっているのが手に取るようにわかる。建設途中の森ビルもピカピカ、上海ハイアットなんて80階以上あるんですよ! お洒落開発途中のカフェや、セレクトショップがあると思えば、お店のすぐ後ろの建物にはおっきなパンツが干してあったり。上海の街並み・人を見て、「なんかすごいなぁ。あの強さを私も持って生きたいな!」。そう思えたのでした。

短い時間でしたので、なぞるようにしか見ていませんが、かなり刺激的でありました。また近いうちに行ってみたいな。あ! 上海のご飯はとっても美味しかったです。ずーっと、チャイニーズ尽くしでしたよぉ。意外にもシャコを揚げたお料理が美味しかったですっ。ザリガニとかも普通に食べるそうですよ(今回、私は食べていませんが)。また上海のお話、思い出したら聞いてください☆ ではぁ。
See you soon シェイシェイ♪☆

上海の街並み。テレビ搭の形は小学生が考えたものとか

お洒落なカフェの裏路地。こちらもすでに買収され、近々フレンチレストランやカフェ、その他のお店になっていくそうです。パンツ干してあるぅ

なぜか上海スタバにて、お友達と♪