告知だけで最大4,000万円まで加入可能

「カチっと定期」は、保険期間中を通じて一定額の死亡保障が得られる定期保険です。最大の特長はその保険料の安さ。週刊ダイヤモンド2010年3月20日号の「定期死亡保険の保険料ランキング」でも、"保険料がもっとも安い"とランキング1位に輝きました。

たとえば30歳男性が500万円の死亡保険に加入すると、月々の保険料は765円(保険期間・保険料払込期間10年)で、なんと1,000円を切る安さです。

「カチッと定期」の死亡時の最大保障額は4,000万円(図1参照)で、インターネットのみで契約手続きが完結する点が特長。保険会社によっては、死亡保険金額を1億円まで加入できるものもありますが、加入時に医師の診査を受けたり、健康診断の結果を提出したりといった手続きが必要な場合が多いものです。そういった面倒な手続きなしに告知のみで加入できる分、最大保障額は抑えられています。

FPの竹下先生は「普通のサラリーマン家庭であれば、死亡保障額は4,000万円程度あれば、おおむね必要保障額をカバーできます。また「カチッと定期」は、死亡保障額が最低500万円から100万円単位で細かく設定できるのも一般家庭にはうれしいもの。たとえば、必要保障額を計算した結果2,800万円だったとしたら、その金額分ぴったりで加入できるのは、家計にやさしいですよね。また加入したいときに、通常の保険なら申込書や告知書のやりとりで保障開始までに日数がかかるものですが、ネクスティア生命の場合はインターネットで契約手続きが完了(※)して、すぐに保障が開始できる点が、他社にはない大きな魅力です」と解説します。

(※):一部の商品及びクレジットカードにおいては、インターネットでの手続きの後、書類の郵送が必要になる場合があります。

また、通常の死亡保障にプラスして、災害や不慮の事故で死亡した場合は、特約により最大でプラス4,000万円、合計で最大8,000万円までの保障をつけられる点も特長。

「カチッと定期」は保険料が割安な点が大きな特長ですが、さらに死亡保険金額が2000万円以上の場合、最大約26%(年齢・性別・保険金額によって異なる)の高額割引制度も適用されます。

定期的に見直したい人、お任せにしたい人でコースを選ぶ

保険期間は、「10年更新タイプ(保険期間:10年)」、または「年齢満了タイプ(保険期間:55歳満了・60歳満了・65歳満了・70歳満了)」のいずれかから選択できます(契約時の年齢によって一部選択できないものもあります)。

最低限、末子が独立するまでは保障が必要ですので、年齢満了タイプなら、末子の年齢を基準に保険期間を選択するのが一般的でしょう。

一定時期ごとに保障内容を見直したい、また妻の一時期だけの保障を用意したいという人なら、10年更新タイプを選択するのも一策です」。

たとえば、子どもが2人いるため30歳の時に4,000万円の保障に加入し、10年後の40歳時に3人目の子どもが誕生したため保障額を2,000万円増額するなど、自分仕様で見直すことができます。10年更新タイプの場合、更新により最長で80歳まで保障を継続することができますので、長く保障期間を設定したいなら、逆に10年更新タイプを上手に利用していくといいでしょう。

また10年更新タイプの場合、更新時に「健康チャレンジ」制度を利用することも可能です。これは、更新時に健康に自信がある方なら、再度インターネットで告知をし、一定の基準を満たした場合は、通常に更新する場合より保険料が割引されるといった制度です(図2参照)。 図の場合、30歳加入時には月々2,360円だった保険料が、通常に更新すると40歳更新時に月々5,740円にアップするところが、健康チャレンジ制度により月々4,720円に抑えられています。

なお、「カチっと定期」の保険料の支払方法は月払いのみで、半年払いや年払いの制度はありません(2010年10月1日現在)。その分、クレジットカードでの支払いができますので、ポイントを貯めている人などはぜひ活用を。

解説 :
ファイナンシャルプランナー 竹下さくらさん

千葉商科大学大学院(会計ファイナンス研究科)客員教授。
損保会社、生保会社を経て、98年からFPとして独立。個人のコンサルティング、講演、執筆活動も行う。近著に『「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本』(日本経済新聞社)

(経済ジャーナリスト 酒井富士子)