1960年代の登場以来、長きにわたり南海線で活躍してきた7000系の運行終了が決まり、6月から旧塗装(緑のツートンカラー)を再現した編成が登場した。旧塗装の10000系とともに、「懐かしの緑色」の特急「サザン」として運行される。

旧塗装を再現した7000系。特急「サザン」の自由席車に使用される

塗装変更される前の7000系7037編成(2014年撮影)

7000系は普通鋼製車体で乗降扉は片開き(後に登場した7100系は両開き)。今回、7038・7820・7819・7037の4両1編成が旧塗装となり、創業130周年の記念ヘッドマークも掲げられた(8月末まで掲出予定)。7000系は今年秋までに引退し、代わって秋から新型車両8300系の投入が進められることになっている。