日本人が外国を訪れると、ちょっとしたことに不便さを感じ、日本の便利さを再認識したという人もいるのではないでしょうか。ということは、日本にやってきた外国人も、母国と比べて日本は便利だと思うことがあるはず。そこで、外国人20人に日本って便利だなと思ったことについて聞いてみました。

アンケートの結果、ほとんどの人が、「コンビニ」や「交通機関」を便利だと思うという回答でした。母国と比較してどんな点が便利だと思ったのか、その理由をいくつかご紹介します。

■コンビニ

・24時間オープンのコンビニ。母国ではファストフードのお店や小さいたばこ屋さんのような店が夜遅くまであいているくらい。コンビニのような種類の店が多く、またおいしくて、最高な店はない(マリ/男性/30代前半)

・イランでは24時間やっているストアはほとんどありません。なので、夜12時以降の町は暗くて歩く人はだれもいません。そして暗くてだれもいないから夜の道は危ないです(イラン/女性/20代後半)

・フランスではコンビニは全くありません。その代わりに大きいスーパーはありますが夜の9時か10時ぐらいまでしか営業していないので緊急事態でも買いものをすることができません(フランス/男性/20代後半)

・上海や北京のような大都市では、コンビニがあるけど、数は少ないし、深夜まで営業していない。ほかの中小都市では、コンビニはないです(中国/女性/20代後半)

食べ物だけじゃなく、薬や化粧品などいろんなものが買えるというところも便利だと感じるひとつの理由のようです。24時間営業だと、夜にちょっとおなかがすいたときも便利ですよね。しかも、夜も明かりがついているから、確かに道は明るいかも!

■交通機関

・電車・バスが時刻通りに動いていること。ウクライナでは、遠距離を走るバス・電車は時刻通りに動いているが、路線バスは早朝のバスと夜の最終のバスの時刻しか調べられない(ウクライナ/女性/30代前半)

・母国では通勤や通学には電車を使わないです。その代わりにバスを使いますが、時間どおり来ないことが多いから、電車が便利だなと思いました(シリア/男性/30代前半)

・ドイツでは都会でも車がないと不便に思うことが多かったので(ドイツ/男性/30代後半)

・インドネシアでは、電車は少ないため、渋滞がひどいです(インドネシア/男性/40代後半)

電車もバスもほぼ時刻表通りに来ますし、遅延証明書や乗り換え案内など対応もしっかりしていますよね。時間を守る日本人ならではかもしれませんね。

コンビニや交通機関だけでなく、そのほか生活をするうえで便利だと感じることは日本人の私たちでも多くあります。日本人は利便性の高い生活を求めるところがあるのかもしれませんね。