ソニー銀行は5月15日、「資産運用意識調査」の結果を発表した。調査は1月5日~26日、同行の口座を保有する男女3,610名を対象にインターネットで行われた。

  • 資産運用の目的

    資産運用の目的

まず、資産運用の目的を聞いたところ、「老後、将来への備え」(81.9%)がダントツのトップに。次いで「余裕資金ができたから」(37.2%)、「インフレへの備え」(35.3%)と続き、長期的な運用を目的としている人が多いよう。

また、新NISAについて認知している人の割合は、「よく知っている」が42.6%、「何となく知っている」が47.7%とおよそ9割。すでに70%の人がNISA口座を開設しており、「これから開設を検討している」(26%)を合わせると、新NISA制度を活用した資産運用の浸透の高さがうかがえる結果に。

さらに、同行で開設済みのかたへ今後の運用方法を聞くと、最多は「NISA口座で積み立て投資と一括投資を併用する」で47.1%。次いで、「NISA口座で積み立て投資をする」(42.4%)、「NISA口座で一括投資をする」(17.1%)と続いた。

  • iDeCo、デジタル証券について

    iDeCo、デジタル証券について

次に、iDeCoについて調査したところ、iDeCoを「既に利用している」人は28%と、7割が「口座開設済み」のNISAと比較して、利用者は低い結果に。

また、同行のデジタル証券を認知している人のうち、すでに「利用している」という人は10%、「興味がある」または「マーケット環境により利用意向がある」と回答した人は58%となり、ソニー銀行のユーザーは、NISAやiDeCo以外の資産運用商品にも関心が高いことがうかがえる結果となった。