『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪-』(4月19日公開)の完成披露“超速”上映会が17日に都内で行われ、声優の島崎信長、内田雄馬、浦和希、海渡翼、Nissy、SKY-HIが登壇した。

  • (左から)Nissy、SKY-HI

同作は、累計発行部数3000万部を突破したコミック『ブルーロック』(講談社)初の映画化作。劇場版では、天才ストライカー・凪誠士郎の視点から“ブルーロック(青い監獄)”を描いている。

■Nissy&SKY-HI、『劇場版ブルーロック』主題歌制作秘話を明かす

イベントには、今作の主題歌「Stormy」を担当したNissyとSKY-HIがサプライズで登場。観客からの大きな歓声に包まれながら登壇し、島崎・内田ら声優キャスト陣に花束を手渡した。

主題歌「Stormy」の制作について聞かれるとNissyは「アーティスト同士でもあり、メンバーでもあり、そして各々ソロで活動をしているという関係性で共作をするというのも新鮮」と話し、「彼(SKY-HI)の家で制作させていただいたんですけれども、夜な夜なやってる作業がまるで部活。放課後に練習している感覚と近しい」と振り返った。

楽曲に込めた思いについても「言葉を作るときは、ビジネス的な観点では(作ることが)不可能で、作っている最中に偶発的に本能的なところで生まれる。今回の共作に関しては、凪と玲王のやり取りも生かしたいなという部分もあったので、(SKY-HIとの)2人での本能的なやり取り、口論のやり取りそして僕らの世代としてこの作品に通して思うことを言葉に変えていった」と明かす。

これにSKY-HIも「本当に部活のような感じでした」と同意しつつ、「ただ違うのは(飲んでいたのは)スポーツドリンクではなくハイボールだったということ(笑)」と笑いを誘う。改めて「キャラソンにはしたかったけど、ザ・キャラソンではよくないという気持ちもあったので、(歌詞は)当て書きではなくて、下ろし書きに近い。凪や玲王の感情だけいただいて、自分の言葉として出していったら、書いた言葉がセリフだ! と感じる瞬間が結構あったりして、そういう意味では嬉しい化学反応があった。自分とNissyの間だけではなく、キャラクターとの間でも良いパス交換ができたのではないかと思いました」と語った。