ヤマハ発動機は、同社のe-Bikeブランド「YPJ」シリーズを気軽に体感できるイベント「YPJ café」を4月13日に東京・渋谷キャストにて開催。渋谷の街に「YPJ」シリーズがずらりと展示された。

  • 大都会・渋谷のど真ん中にヤマハ発動機のe-Bikeがズラリ!

街行く人々はコーヒーで一服しながら物珍しそうに「YPJ」シリーズの最新バイクを眺め、中には試乗して購入を検討する人の姿も見受けられた。実はヤマハ発動機がこのような都心で「YPJ」シリーズをお披露目するのはかなりレアなこと。ということで、今回は当日の様子の一部をお届けしたい。

東京・渋谷に「YPJ」シリーズがズラリと集合!

今回イベントで展示された「YPJ」は、ヤマハ発動機が展開する走る楽しさを追求したスポーツ電動アシスト自転車シリーズのことで、高性能のマウンテンバイク、クロスバイク、ロードバイクなどがラインナップされている。

ヤマハ発動機は約30年前、世界で初めて電動アシスト自転車を発売したパイオニアだが、その技術の集大成がこの「YPJ」シリーズだと考えてもいいだろう。

一方、そのスペックの高さを実感するにはそれなりにハードな環境が必要で、これまで開催されてきた「YPJ」シリーズの試乗会も都心から離れたアウトドア環境で実施されることが多かった。

逆に言えば、渋谷のような日本屈指の大都会に「YPJ」シリーズが並ぶことは非常に珍しい。今回開催された「YPJ café」は、郊外で開催される試乗会に参加するような購買意欲が高い層や従来からのファンとはまったく違った層に「YPJ」シリーズをアピールする狙いがあったようだ。

「値段も安くはないので、『YPJ』シリーズのユーザーはやはり50代から60代が一番多く、20代、30代の若年層にはまだ存在もあまり知られていない部分があります。最近ではお洒落な海外メーカーのeバイクなども流行っていますが、『YPJ』シリーズならスポーツはもちろん、都心での移動手段にも向いているので、平日は通勤に、休日は趣味でアクティブに使っていただけると嬉しいですね」(ヤマハ発動機販売 マーケティング担当・山中克洋さん)

実際に「YPJ」シリーズのクロスバイク「CROSSCORE RC」とグラベルバイク「WABASH RT」に軽く試乗させてもらったが……

スピードも速いし、加速も滑らかだし、安定感もあるし、まったく疲れないし、驚きの連続。こぎ出しからぐんぐんと力強いパワーが感じられるうえに、自転車なので小回りのきいた方向転換も思いのまま。軽快で快適である。

以前、郊外の山中で同シリーズの「YPJ-MT Pro」という「YPJ」シリーズのマウンテンバイクに試乗させてもらい、そのオフロード性能の高さに驚愕したものだが、渋谷という大都会で乗る「YPJ」もめちゃスゴい。これに乗れば、東京23区であればどこにでも気軽に行ける気がする……!!

  • 「YPJ-MT Pro」

街行く人々も関心を寄せ、「自らのライフスタイルにいかに役立つか」「実際に買うならどのモデルが最適か」といったことをヤマハ発動機のスタッフに確認している人も少なくなかった。

  • クロスバイク「CROSSCORE RC」に熱視線を注ぐ参加者

「クロスバイクタイプの『CROSSCORE RC』と、グラベルバイクタイプの『WABASH RT』は、特に都心での生活でも活躍すると思います。都会の道路って、意外に凹凸も多く、普通のロードバイクやクロスバイクの細いタイヤだと安定感に欠けるところもあるんです。でも、『CROSSCORE RC』にはフロントサスペンションもついていますし、『WABASH RT』はホイールも太く、シートポストにサスペンション機能もあるので、快適に乗っていただけると思います」(山中さん)

  • グラベルバイク「WABASH RT」

イベント会場では、ソロキャンプ仕様にセッティングされた「WABASH RT」も展示。用途の広さをアピールし、見る者の想像力を存分に掻き立てた。

また、e-Bikeや「YPJ」シリーズにちなんだクイズラリーも実施されていた。

クイズの正解者はガラガラにチャレンジすることができ、アタリクジの景品としては「YPJ」オリジナルタンブラーやハンドタオルなどがプレゼントされる。えっ、色もキレイでカッコいいし、普通に欲しい……。

さらに、会場にはキッチンカーのカフェも出店。

ヤマハファン向けのポータルサイト「My YAMAHA Motor Web」に登録・ログインし、アンケートに答えることで、「YPJ」オリジナルラテを無料でいただくことができた。

「ヤマハ発動機が世界で初めて電動アシスト自転車を発売してから、今年で31年が経ちます。ただし、この世界のパイオニアだからといって皆さんが買ってくれるわけではないということもわかっています。だからこそ、こういう場でお客さんの意見が聞けるというのはすごくポジティブなことですし、皆さんの意見を聞きながら、皆さんが欲しいと思う電動アシスト自転車を作っていきたいですね」(山中さん)

なかなか実物に触れる機会には恵まれないかもしれないが、ぜひ都心でも、オフロードでも、一度「YPJ」の優れたスペックを体感してみてほしい。