タレントの北山宏光が主演を務める、テレビ東京系新ドラマ24『君が獣になる前に』(4月5日スタート 毎週金曜24:12〜)のメインビジュアルが28日、公開された。

  • 北山宏光

同作はさの隆氏による同名コミックの実写化作。年末の都内ターミナル駅で発生し、666人の死者を出した史上最悪の毒ガステロ「The Beast」実行犯は25歳の若手人気女優・希堂琴音だった。その場で死亡した琴音の幼なじみである神崎一(北山)は、なぜ彼女が獣にならなければならなかったのか調べるうちに何者かに殺され、過去にタイムリープする。

■『君が獣になる前に』メインビジュアル公開

この度、ドラマのメインビジュアルを公開。1種類目は、ドラマ第1話で放送される重要な毒ガステロシーンを生かしたデザインになった。実際にエキストラキャスト100名以上が参加した撮影は、都内の地下街を貸し切り、同局の連続ドラマ史上でも、深夜枠としては異例となる大規模なものになったという。凄惨なテロ現場の臨場感とリアリティを追求するため、毒ガスの煙の量を調整しながら何度も撮影、徹底的にこだわり抜いたビジュアルが完成した

もう1種類は、ガスマスクの奥に潜む琴音(玉城ティナ)の涙と神崎(北山宏光)の瞳が印象的なビジュアル。本作のテーマである人間の持つ闇や暗部を表現し、何かこちらに訴えかけてくるような表情が胸をつくデザインに仕上がった。

【編集部MEMO】
『君が獣になる前に』(講談社)原作は、累計200万部を越えた『君が僕らを悪魔と呼んだころ』(講談社)の作者、さの隆氏の最新作。年末の都内ターミナル駅で発生した史上最悪のテロ。666人の死傷者を出した事件は、“獣の数字”にちなんで「The Beast」と呼ばれることになる。実行犯はその場で死亡。25歳の若手人気女優・希堂琴音。“俺”のたった一人の、幼なじみ。ヒトの「獣性」をめぐる戦慄のノワール・サスペンスとなる。

(C)「君が獣になる前に」製作委員会