アイドルグループ・BEYOOOOONDSがソロパフォーマンスを披露する特番『BEYOOOOONDS SONIC』が、CSテレ朝チャンネル1で31日(20:00~)に放送される。

  • BEYOOOOONDS=テレビ朝日提供

■BEYOOOOONDS、個性活かしソロパフォーマンスに挑戦

CSテレ朝チャンネルで2020年、2021年に放送されたハロー! プロジェクトメンバーによる「ソロフェス」。今回はBEYOOOOONDSのメンバー11人が、それぞれの個性を活かしたアイデアでソロパフォーマンスに挑む。「ソロフェス」のように優勝を争う形式ではなく、ソロとして好きなこと、やりたいことをさまざまな形でカメラの前で披露。歌はもちろん、ダンスあり、楽器演奏あり、ちょっとしたドラマやDJ、ラップまで。グループとしてのBEYOOOOONDSでは見ることができない、メンバーの新たな一面に注目だ。

メンバーが挑んだソロ企画、収録後のコメントは以下の通り。

■平井美葉

ダンサー・菅原小春リスペクトステージとして、菅原のコレオに挑戦。ジャネット・ジャクソンの「if」、エド・シーラン「sing」といった洋楽をバックにキレキレのダンスパフォーマンスを披露する。

コメント:いやーもう、すっごい楽しかったです。「ソロフェス」のときは反省点もあったんですが、今回は今できることは全部頑張れたかなと思います。ダンスを選んだのは、やっぱりハロプロのアイドルとして歌とダンスの両立を意識して頑張っていますし、私の場合オーディションで「ダンスが得意です」と言って通ってきたので。そこをもう一度みなさんに認識してほしいと思いました。菅原小春さんの楽しそうに踊っている姿を見てダンスって楽しいものなのか、ということを教えてもらったんです。以来ずっと目標は菅原さん。今回は菅原さんのコレオをそのまま踊らせていただいたんですが、菅原さんはきっとここの音のとり方を大事にしているだろうなとか、この緩急の付け方を楽しんでいらっしゃるんだろうなというのを、映像で一個一個研究して取り入れました。普段のBEYOOOOONDSのパフォーマンスとは結構違うと思います。今回は菅原さんをリスペクトしましたけど、ただの真似ではなく、自分も研究して楽しく踊るということを大切にしたので、そこを見てもらいたいですね。

■西田汐里

12時間生放送で「Born to be ハロー! プロジェクト」と言ってもらえたことから、ハロプロ楽曲を全身全霊でパフォーマンス。チョイスした楽曲は「ブギートレイン’03」(藤本美貴)、「泣いちゃうかも」「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」(モーニング娘。)の3曲。・

コメント:ハロプロの楽曲はこんなに楽しいんだよというのを伝えたいと思って挑みました。「ブギートレイン’03」は、つんく♂さんならではの語尾だったり、言葉はじめに小さい「ん」がついたり、いわゆるハロプロらしさがたくさん詰められていると思って。「泣いちゃうかも」は切ない曲から1曲と思ったんですが、この楽曲は失恋した女の子の曲なのでソロで歌うならと選びました。「この地球の平和を……」はハロプロは地球とか大きな愛をテーマにした楽曲も魅力の一つだと思っているので。この地球の平和を本気で願っているんだよ、という感じがなぜかすごく元気づけられるし、本当にいい曲だなと思い選曲しました。今回はスタイリングにもこだわっていて衣装も私の中のハロプロのイメージなんです。ショートパンツでお腹出し、髪型は巻きおろし。靴もめちゃ厚底のブーツで。かわいいけどカッコいいという。それを表現したくてお伝えしてできた衣装なので、ぜひ見ていただきたいですね。

■前田こころ

自分自身も強くなりたい! と「強くなりたい女のハロプロメドレー」と題して「シャイニング バタフライ」(ドリームモーニング娘。)、「女が目立って なぜイケナイ」(モーニング娘。)、「プライド・ブライト」(Juice=Juice)の3曲をパフォーマンス。

コメント:楽曲を通して私が強い女になりたいと思っての選曲となりました(笑)。基本的にめちゃめちゃ上がり症で、人目を気にするタイプなんです。私はこういう道で行くんだみたいな強さを持った女性たちの楽曲を歌うことで、自分を強くできたらと思いました。ソロはハロプロ研修生のころの実力診断テストや、「ソロフェス」もありましたが、研修生時代の名残りで審査されているみたいな気持ちになっちゃうんです(笑)。すごく緊張しちゃうので。今日の私の目標は「緊張すると言わない」でした(笑)。言葉にしたらやられちゃうので絶対に言わないぞーという気持ちで来ました。曲を選ぶのは大変でしたが、放送のときに自分が選んだ歌詞を画面に出していただくことになっていたので、歌詞にもこだわって選びました。見ている方には目と耳でも楽しめると思います。今日もたくさんのカメラで撮影されていると本当に気が抜けないなと緊張しましたが、楽曲のおかげでちょっと強くなった気がしました(笑)。

■島倉りか

ゴスロリ風の可愛らしい衣装でベンチなどが置かれたセットでミュージカル風の演出で「シャイニング 愛しき貴方」(カントリー娘。)、「ランラルン〜あなたに夢中〜」(カントリー・ガールズ)の2曲を披露。ある楽曲で平井美葉が友情出演。

コメント:個性豊かなメンバーの中で、みんなとは被らない個性を出したいと思ったんです。ゴスロリの衣装は自分が着てみたかったというのもありますし、ファンのみなさんに喜んでもらいたかったという気持ちもありました。普段はこういうフリフリの格好とかしないのでこの機会に目でも楽しんでもらいたいなと思って(笑)。ミュージカル風にした理由は、BEYOOOOONDSには演技がつきものなので、その特徴を活かしたパフォーマンスをしたいなと思ったからです。見ている人がずっと楽しめる演出にしようと、ちょっとミュージカルっぽい感じで歌おうと。でも、一人ではぜんぜん違いますね。普段と使っているノドもぜんぜん違う感じがしました。BEYOOOOONDSでは太い声というか、クセを強くつけて歌う曲が多いんですが、今回は可愛いに全振りしてみました(笑)。ファンの方にちょっと雰囲気違うなと思ってもらえたらうれしいですね。フリフリの衣装もこういう機会じゃないと着られないのでテンションも上がって楽しくパフォーマンスできました。かわいかったので満足です(笑)。

■江口紗耶

タイトルに動物がある曲をメドレーで披露。曲に合わせて動物のぬいぐるみを手に持ったり、衣装に飾りをつけるなどの工夫を。曲は「セクシーキャットの演説」(モーニング娘。'16)、「チョット愚直に! 猪突猛進」(こぶしファクトリー)、「ブラックバタフライ」(Juice=Juice)。

コメント:バースデーイベントなどではかっこいい曲やセクシーな曲といったジャンルで選曲するのですが、それ以外のジャンルでと考えたんです。「色」が入っている楽曲というのも考えましたが、小道具を使う「動物」にしました。猫、イノシシ、蝶となったのはわかりやすさもありますし、やっていることと曲調のギャップも見せたかったんです。衣装や曲はセクシーなのに、やっていることはシュールみたいなギャップを見せたいなと思って(笑)。3曲の中では「チョット愚直に! 猪突猛進」が難しかったですね。ガナリがBEYOOOOONDSの曲にはないので、ガナリのやり方とか教わったことがないんです。独学でやった感じです(笑)。本家の凄さを痛感しましたね。「ブラックバタフライ」で蝶の羽をつけるのがちょっと……(笑)。それも含めて見てもらえたらなと思ってはいるんですが、思ったほど肩が回らなくて驚きました(笑)。歌いながら使う小道具が今日初めて見たので、それまではイメトレしかできなくて(笑)。楽屋などでペットボトルをイノシシのぬいぐるみがわりに練習していました(笑)。