GMOメディアは11月9日、中学生の「資格・検定」に関するアンケート結果を発表した。同調査は、2023年10月19日から23日の期間、チャット型小説サービス「プリ小説 byGMO」を利用している中学生の男女747名を対象に、インターネットで実施したもの。

  • これまでに資格や検定試験を受験したことがあるか

はじめに、これまでに資格や検定試験を受験したことがあるか聞いたところ、1年生では49%、3年生では69%が受験したことがあるという結果に。1年生から3年生で受験率は20ポイント増加と、学年が上がるごとに受験率が上がっていることがわかる。

  • 受験したことのある資格・検定は何か

次に、受験したことがある資格・検定について尋ねると、どの学年においても、「英検(実用英語技能検定)」(299票)を受験したことがある人が最も多い結果となった。同じ英語系の検定でも、2年生以降に「TOEIC」や「GTEC」などに挑戦する人が増えるよう。

  • これから取得したい資格・検定は何か

これから取得したい資格・検定は何か質問したところ、「英検(実用英語技能検定)」(271票)が最も多く、次いで、「漢検」(193票)、「TOEIC」(109票)という結果に。

また、「ジュニア・プログラミング検定」と「理検(実用理科技能検定)」も多くの票を集めた。2021年度より全国の中学校でプログラミング教育が必修化されたことにより、中学生にとってプログラミングへの関心が高くなりつつあるという。

  • 資格・検定を受験する目的は何か

資格・検定を受験する目的について聞いたところ、「受験に役立てるため」が全学年で最も多い回答に。次いで「将来就きたい仕事に役立てるため」、「好きな分野の知識を広げるため」と続いた。近い未来の受験だけでなく、中学生のうちから将来のキャリアに向けた準備を積極的に行っていることがわかった。

  • 資格・検定の勉強のために利用したものは何か

最後に、資格や検定の勉強のために利用したものを尋ねると、全学年で「参考書・問題集」(321票)が最も多い回答となった。一方、「アプリ」(88票)や「タブレット学習」(71票)などオンラインリソースの学習方法も一定数に選択されている。