BS松竹東急で2022年に放送され好評を博したドラマ『商店街のピアニスト』の続編『商店街のピアニスト 永遠(とわ)の調べ』が、10月7日よりスタートする(毎週土曜23:00~)。本作で、田口浩正扮する妻に先立たれたシェフ・水崎恵太が営むフレンチレストランでパティシエ見習いとして働く片岡美歩を演じているのが、TikTokで国内女性No.1の1,000万人以上のフォロワーを持つ景井ひなだ。近年SNSでの発信のみならず、バラエティや演技など活躍の場を広げている景井に女優業への思いを聞いた。

  • 景井ひな

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■「若い子は好きにやったらいい」の言葉でプレッシャーから解放

約1年ぶりの第2弾となる本作。“ストリートピアノ”をモチーフに、主人公が過去にあった悲しい出来事を乗り越えていく姿がハートウォーミングに描かれる。景井は「第2弾というのは、前作が好評だったから作られると思ったので、そこで私が出演するとなったとき、前作のファンの方々の期待に応えられるようなお芝居ができるのかというプレッシャーがありました」とオファーを受けたときの胸の内を明かす。

一方で、しっとりとしたテイストの物語のなか、景井演じる美歩は、いい意味で調和を壊すような役割を担うことに「こんな素敵な役に私を選んでくださったことがとてもうれしかった」と意気に感じたという。

美歩は、明るく元気で思ったことをすぐ口に出してしまうような女の子。景井は「裏表のない明るい子。そこがいいところでもあり、ちょっと『どうなの?』と思ってしまうような言葉もつい口にしてしまうので、嫌な子に見えないように……というのは意識しました」と役へのアプローチ方法を語る。

景井は「普段はあまりテンションが高くなく、落ち着いていると言われる方が多い」と自分とは遠いキャラクターだったそうで、「撮影に入る前には、なるべく日常からテンションを上げて過ごそう」と意識して生活していたという。

前述したようなプレッシャーや、自身と近い役ではないキャラクターを演じるということで、現場に入ってからは緊張の毎日だったという。しかし、主演の田口や監督から「ベテランが多いから、若い子は好きにやったらいい」と声を掛けてもらい、緊張がスッと解けていったと感謝する。「すごく和やかな現場を作ってくださったので、演じていくうちに思い切りできるようになりました」

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■さまざまな仕事につながり、フォロワー1,000万は「すごいことなんだなと」

景井が世に大きく知れ渡ったのは、2019年に始めたTikTok。開始から10日間でフォロワー数が10万人を超えた。「周りの友達がみんなやっていて誘われたのがきっかけでした」と語ると「基本的に流行りものには疎くて、いつも友達から勧められてやることが多いのですが、TikTokもほかのSNSと変わりなくやってみたんです」と振り返る。

軽い気持ちで始めたTikTok。「2~3本目の動画をあげたあと、朝起きたら通知が+99とかになっていてびっくりしました。そのときはうれしいというよりは、こんなにいろいろな人が観ているんだと思ったらちょっと怖くて」と驚きの方が大きかったという。

そこからもフォロワー数は増え続け、一昨年10月には1,000万人を超えた。景井は「正直数を言われてもあまり実感がないんです」と笑い、「でもTikTokのフォロワー数が多いことに注目していただいて、バラエティ番組に出させていただいたり、映画やドラマなどにも声を掛けていただけるようになったので、その意味では、この数字というのはすごいことなんだなと思うことがあります」とフォロワーに感謝していた。