サムスン電子ジャパンは9月12日、同社の最新スマートウォッチ「Galaxy Watch6」の販売を9月15日に開始すると発表した。この発表にあたり、Felica搭載の同製品が利用できる決済サービスを明らかにした。

「Galaxy Watch6」は7月26日の「Galaxy Unpacked」イベントでグローバル発表され、8月22日に国内発表が行われた最新スマートウォッチ。国内発表の際に日本導入モデルはFelica搭載となるとアナウンスされていたが、利用できる決済サービスについては「追って発表する」とされていた。

  • 8月22日の国内発表時のスライド1

    8月22日の国内発表時点では利用できる決済サービスは明らかになっていなかった

このたび販売開始を発表するにあたり、同社は「Galaxy Watch6」が東日本旅客鉄道株式会社が提供する交通系ICカード「Suica」、株式会社NTTドコモが提供する電子マネー「iD」、株式会社ジェーシービーが提供する電子決済サービス「QUICPay」を利用できることを公表した。

「Galaxy Watch6」上の「Google ウォレット」アプリにSuicaや対象のクレジットカード/デビットカードを登録すると、「Suica」「iD」「QUICPay」のマークが表示されている店舗等で、「Galaxy Watch6」での支払いが行えるようになる。なお利用にあたっては、最新のGoogleウォレットへのアップデートが必要とのこと。

  • 8月22日の国内発表時のスライド2

    「Galaxy Watch」シリーズのFelica対応はユーザーからの要望も多かったという

  • 「Galaxy Wearable」アプリから「Google Pay」を選択
  • ウォッチ上でGoogleウォレットのカード追加を選択
  • 利用にあたっては、「Galaxy Wearable」アプリから「Google Pay」を選択するか、ウォッチ上でGoogleウォレットのカード追加を選択する

  • Suicaを選択
  • Suicaにチャージ
  • Suicaを追加する場合は、「ウォレットに追加」で「Suica」を選択。必要情報を入力してウォレット上でチャージを行なえばSuicaの発行が完了となる

  • 支払いカードを選択
  • 支払い方法を追加
  • クレジットカード/デビットカードを追加する場合は、「ウォレットに追加」で「支払いカード」を選択し、登録済みカードを選択するか新たにカードを追加する