生きていれば誰にでも「辛い」と感じるときがあるでしょう。このようなときは、「私はどうしたらいいんだろう」と思い悩んでしまうものです。
本記事では、辛いときを乗り越える方法や辛いときに避けたいNG行動を紹介します。また、辛いときに心が救われる名言や、仕事・恋愛で辛いときに聴きたい名曲なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
辛いときを乗り越える方法
辛いときを上手く乗り越えるための方法を紹介します。
誰かに話を聞いてもらう
一人で辛い気持ちを抱えてしまっている場合は、まず誰かに話を聞いてもらいましょう。話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になる可能性があります。それだけでなく、第三者の意見を聞くことで辛くなっている原因に対する解決方法が見つかるかもしれません。
相手は身の回りにいる家族や友人・同僚などがおすすめですが、もし身近な人に話しにくいという場合はSNS上の友人などでも良いでしょう。性格的に誰かに弱音を吐くのは得意じゃないという人も多いですが、辛いときには素直に甘えてみることも大切です。
趣味や好きなことに没頭する
手っ取り早く辛い気持ちを忘れるには、趣味や好きなことに打ち込むのがおすすめです。好きなことに没頭している間は辛い気持ちを忘れられます。その時間を増やすことで徐々に辛さも和らぐでしょう。
自分が好きだと思うものなら何でも良いですが、映画鑑賞・音楽鑑賞や読書、ゲーム・パズルなどは没頭しやすいので特におすすめです。また、これをきっかけに新しい趣味を始めてみるのもいいかもしれません。
運動してリフレッシュする
辛いときは気分が落ち込んでいるので、「動きたくない」という気分になりがちです。しかし、このようなときにこそ体を動かしてみましょう。運動することで気持ちもリフレッシュできます。
普段運動をする習慣がない方は、散歩・ウォーキングなど気軽に始められるものがおすすめ。気分転換には軽い運動でも十分です。また、登山やハイキングなども体を動かしながら景色を楽しめていい気分転換になるでしょう。
旅行へ出かける
辛い気持ちを忘れるには旅行もおすすめです。美しい景色や美味しい食べ物を楽しむことができれば、気分も晴れやかになります。温泉などリラックスできる場所へ行くのも良いでしょう。
時間とお金に余裕があれば海外に行くのもおすすめ。さまざまな文化や人と触れ合うことで視野が広がったり、考えが変わったりすれば、辛い原因となっていることに対する向き合い方も変わってくるかもしれません。
思い切って環境を変える
仕事や人間関係が原因で辛いと感じているなら、思い切って環境を変えてみるのもいいでしょう。仕事内容がしんどい、職場の人と合わない、などの場合は転職を検討するのも一つの方法です。それが難しい場合は、上司に相談し異動を希望してみるのもいいかもしれません。
周囲の友人たちと合わないと感じている場合は、その友人たちとは距離を置き新しい友人を探してみるのもいいでしょう。人が変われば気持ちもリセットできる可能性があります。
辛いときに避けたいNG行動
辛いときにやってしまうと逆効果になるNGな行動を紹介します。
人と自分を比較する
辛いときに、誰かと自分を比較するのはやめましょう。特に成功している人と自分を比べてしまうと余計に気持ちが落ち込む原因になります。「人は人、自分は自分」という考えでいる方が気持ちも楽になるはずです。
これを機にパソコンやスマホに触れない期間を作る「デジタルデトックス」にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。特にSNSで人の投稿内容に影響を受けやすいという方にはおすすめです。
何もかも投げ出す
辛い現実から目を背けたくて、何もかも投げ出したくなる気持ちになることもあるでしょう。しかし、例えば連絡もなしに仕事を辞めたり周囲との関係を絶ったりすると、そのときは楽になれても時間が経ってから後悔する可能性があります。
環境を変える場合は突発的にではなく、なるべくきちんと準備をしてから段階的に実行した方がいいでしょう。
周りに八つ当たりする
辛いときは、つい周りの人に八つ当たりしたくなってしまうことがあります。しかし、八つ当たりは相手を傷つける行為です。自分が辛いからといって、誰かを傷つけていいことにはなりません。周りに八つ当たりすることは絶対にやめましょう。
もし自信がない場合は、「辛いので一人の時間が欲しい」「しばらくそっとしておいてほしい」などと素直に伝えて一定期間距離を置くのもおすすめです。
辛いときに心が救われる名言
良い言葉には心を励ます力があります。ここでは辛いとき聞くと心が救われるような名言を紹介するので、辛いときはこの言葉を思い出してみましょう。
松下幸之助の名言
「悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。おしなべて、事を成す人は必ず時の来るのを待つ。あせらずあわてず、静かに時の来るのを待つ。」
パナソニックの創業者で「経営の神様」とも呼ばれる実業家・松下幸之助の名言です。たとえ今が辛くても、やがて良いいときが来ると思えれば気持ちも楽になるでしょう。
アルベルト・アインシュタインの名言
「チャンスは、苦境の最中にある」
ノーベル賞の受賞や相対性理論を提唱したことで知られる物理学者、アルベルト・アインシュタインの名言です。辛いときこそチャンスだと考えることで前向きな気持ちになれます。
アリストテレスの名言
「幸せかどうかは、自分次第である」
「万学の祖」と呼ばれる古代ギリシアの哲学者・アリストテレスの名言です。不必要に人と自分を比べて辛くなっている場合もあるでしょう。そんなときはこの名言を思い出してみてください。
ジョン・レノンの名言
「好きに生きたらいいんだよ。だって、君の人生なんだから」
ロックバンド「ビートルズ」のメンバーとして活躍し、ソロでも「イマジン」などのヒット曲を生み出したミュージシャン、ジョン・レノンの名言です。この言葉を聞くと、心がふっと軽くなります。
マザー・テレサの名言
「あなたは、この世にのぞまれて生まれてきた大切な人」
貧しい人たちへの奉仕活動を献身的に行いノーベル平和賞も受賞したことで知られるマザー・テレサの名言です。「自分なんて」と自分を卑下してしまうときに聞くと、心が救われます。
仕事が辛いときに聴きたい名曲3選
言葉だけでなく、音楽にも人を勇気づける力があるでしょう。ここでは、仕事が辛いと感じているときに聴くと元気が出る名曲を3つ紹介します。
「TOMORROW」
1995年に発売された岡本真夜さんの「TOMORROW」。歌詞に「涙の数だけ強くなれるよ」「明日は来るよ 君のために」など、勇気づけられるフレーズが多く登場し、聴いていると元気が出てきます。
「何度でも」
2006年に発売されたDREAMS COME TRUEの「何度でも」。サビ終わりに登場する「10000回だめで へとへとになっても 10001回目は何か変わるかもしれない」という歌詞を聴くと、辛くても諦めないでいようと思えるでしょう。
「悲しみなんて笑い飛ばせ」
2011年に発売されたFUNKY MONKEY BABY'Sの「悲しみなんて笑い飛ばせ」。曲の始まりから「越えられない高い壁は ぶつかってぶっ壊して 前に進んでいけばいいさ」という力強い歌詞が印象的で、辛くても頑張ろうという気持ちが湧いてきます。
恋愛で辛いときに聴きたい名曲3選
恋愛で辛い思いをしている人も多いでしょう。ここでは、恋愛で辛いと感じているときに聴くと前向きになれる名曲を3つ紹介します。
「元気を出して」
1984年に発売された竹内まりやさんの「元気を出して」。失恋したときに聴きたい曲の定番として知られるこの曲は「終わりを告げた恋にすがるのはやめにして ふりだしからまた始めればいい」など失恋した女性を励ます内容の歌詞になっています。
「Baby Don't Cry」
2007年に発売された安室奈美恵さんの「Baby Don't Cry」。“泣かないで”というタイトルからもわかるように、歌詞には「散々でも前に続く道のどこかに望みはあるから」「一人になんてしないから」など勇気づけられるフレーズが数多く散りばめられています。
「Love Forever」
2009年に発売された加藤ミリヤさんと清水翔太さんのコラボ曲「Love Forever」。アップテンポな曲調と、繰り返される「君に出会えてよかった 切ないけれどよかった」という歌詞が恋の辛さを和らげてくれます。
辛いときは立ち止まって休んでもいい
辛いときを乗り越える方法や避けたいNG行動などを紹介してきました。
辛いときは、誰かに話を聞いてもらったり気分転換をしたりすると前向きになれる可能性があるのでおすすめです。しかし、無理してまで何か行動する必要はありません。何もしたくないと思うほど辛いときは無理せずに一度立ち止まって休みましょう。
また、辛いと感じたときは今回紹介した心が救われる名言や曲たちをぜひ思い出してみてくださいね。
