リコーイメージングは4月13日、小型軽量と高い像性能を両立するダハプリズム双眼鏡「PENTAX AD 7x32 ED」と「PENTAX AD 10x32 ED」を発表した。価格は、PENTAX AD 7x32 EDが59,000円、PENTAX AD 10x32 EDが61,000円。4月28日より発売する。

今回発売するモデルは、最上位モデル「Zシリーズ」と同じマルチコーティングをすべてのレンズに施した「Aシリーズ」の最新モデル。フレアやゴーストを抑え、透過率が高く、上位モデルに匹敵するクリアな視界が特徴だ。Aシリーズでは初となるED（特殊低分散）ガラスをレンズに採用。色収差補正が向上し、高コントラストでにじみのない鮮明な像が得られる。

本体は対物口径32mmの小型軽量設計。持ち歩きしやすいので、バードウォッチング、自然観察、スポーツ観戦、コンサート鑑賞などへも携帯しやすい。外装は滑りにくくホールド性に優れるエラストマー素材を使用している。JIS保護等級6級相当の1m防水構造で、内部に窒素ガスを封入することで温度差によるレンズ内面の曇りも防止する。

PENTAX AD 7x32 ED

「PENTAX AD 7x32 ED」は倍率が7倍のモデル。主な仕様は、実視界が7.8度、100m先視野が136m、明るさが21.9。本体サイズはW129.6×D49.8×H128.6mm、重さは585g。

  • 倍率が7倍の「PENTAX AD 7x32 ED」

PENTAX AD 10x32 ED

「PENTAX AD 10x32 ED」は倍率が10倍のモデル。主な仕様は、実視界が6度、100m先視野が105m、明るさが10.2。本体サイズはW129.6×D49.8×H119.6mm、重さは530g。

  • 倍率が10倍の「PENTAX AD 10x32 ED」