映画『スパイダーマン:ホームカミング』は2017年に公開された、マーベル・コミックに登場する人気キャラクター、スパイダーマンを映画化したものです。本作はマーベル・コミックに登場するヒーローたちの活躍を描いた「マーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe = MCU)」の第16作目で、フェーズ3に入る作品となっています。

この記事では「アベンジャーズ」シリーズを楽しむうえで知っておきたい、『スパイダーマン:ホームカミング』のあらすじや登場人物、見どころを紹介します。

映画『スパイダーマン:ホームカミング』の作品情報

公開年/2017年
監督/ジョン・ワッツ
脚本/ジョナサン・ゴールドスタイン、ジョン・フランシス・デイリー、ジョン・ワッツ
出演/トム・ホランド、マイケル・キートン、ジョン・ファヴロー、ゼンデイヤ

本作は大人気の英国俳優トム・ホランドがスパイダーマンを演じた「ホーム」シリーズの記念すべき第1作です。

マーベル・コミックのヒーローとして、長年にわたり愛され続けてきたスパイダーマンは、テレビシリーズやアニメなどの作品を含め何度も映像化されてきました。スケールの大きなハリウッド映画としては本作が2度目のリブート(再シリーズ化)で、その人気の高さをうかがい知ることができます。

この作品には人気のヒーロー・アイアンマンも登場しており、さながら豪華2大スター競演といった内容に仕上がっています。

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映画『スパイダーマン:ホームカミング』のあらすじ

アイアンマン率いる正義のスーパーヒーロー軍団「アベンジャーズ」は、地球侵略をもくろむ異星人の猛攻をおさえ、間一髪で地球の平和を守り抜く。戦いの舞台となったニューヨークは荒廃し、復興作業が進められていた。エイドリアン・トゥームスはがれき撤去の業務を受注し現場作業をしていたが、政府組織からの一方的な命令で解約されてしまう。その去り際にエイドリアンは異星人の兵器の一部を持ち帰る。

それから数年後、スパイダーマンの能力を持つピーター・パーカーは、復興を果たしたニューヨークで暮らしていた。手作りのスーツで正体を隠しつつ街の平和を守る活動をしているピーターは、彼の活躍をSNSで知ったアイアンマンことトニー・スタークにアベンジャーズの一員としてスカウトされる。

憧れのトニー・スタークから認められたうえに、彼が自ら設計したハイテク・スーツをプレゼントされ舞い上がるピーター。それまで以上にスパイダーマンとしての活動に力を入れ、トニーの信頼を得ようと奮闘する。

そんなある日、ピーターはATM強盗を目撃し、いつものようにスパイダーマンに変身して立ち向かった。しかしその強盗はそれまでに見たこともないような奇怪な光線を使っており、ピーターは彼らを取り逃がしてしまう。

名誉挽回を誓うピーターは、その後再び奇怪な光線を目撃し現場に向かう。そこで彼が目撃したのは、巨大な翼で飛行する怪人「バルチャー」。それはあの異星人の兵器を研究したエイドリアンが作り上げた、強大なパワーを持つフライング・スーツだった……。

映画『スパイダーマン:ホームカミング』の主な登場人物

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『スパイダーマン:ホームカミング』の主な登場人物を紹介します。

ピーター・パーカー

本作の主人公でありスーパーヒーローのスパイダーマンとなるのが、ピーター・パーカーです。街の平和を守るため正体を隠して日々奮闘していますが、その素顔は恋や友情に悩むごく普通の高校生。親代わりに自分を育ててくれたメイおばさんを愛する、心やさしい少年です。

ピーター・パーカーを演じるのはトム・ホランド。イギリスで俳優として活動していたところ、新生スパイダーマンに選ばれました。スパイダーマンとして登場するMCUシリーズで知名度を上げ、多方面で活躍する注目の若手俳優です。

エイドリアン・トゥームス

本作のヴィラン(敵役)であるバルチャーとなるのがエイドリアン・トゥームスです。もともとは勤勉で部下思いの社長だったのですが、政府と近い立場にあるトニー・スタークを逆恨みするようになり、次第に心をゆがませていきます。

エイドリアン・トゥームスを演じるのは名優マイケル・キートン。1989年に公開された映画『バットマン』で、孤独な主人公ブルース・ウェインを演じ新たなヒーロー像を確立しました。本作では悪役として、強大なパワーで主人公を苦しめるヴィランを堂々と演じています。

ハッピー・ホーガン

巨大企業のトップでありながらもスーパーヒーローのアイアンマンとして活躍するトニー・スターク。彼を公私にわたり支えるのが、トニーの運転手で友人でもあるハッピー・ホーガンです。本作ではトニーの命を受けて、むちゃをしがちなピーター・パーカーをお目付け役として管理します。

ハッピー・ホーガンを演じたのはジョン・ファヴロー。「アイアンマン」シリーズではハッピー役で出演するだけではなく、『アイアンマン』『アイアンマン2』では監督と製作総指揮を務めています。監督・脚本・プロデューサー・俳優として活躍する才人で、MCUシリーズの成功に大きく貢献したクリエイターです。

アイアンマン/トニー・スターク

スーパーヒーローのアイアンマンとして縦横無尽の活躍を見せるとともに、ヒーロー軍団「アベンジャーズ」のリーダーとして頼りにされる存在です。しかし少年心が抜けきらない一面もあり、近くにいるハッピーや秘書のペッパー・ポッツはそんなトニーに振り回されて苦労しています。

トニー・スタークを演じるのは、「アイアンマン」シリーズでさらなる人気を獲得したロバート・ダウニー・Jr。子役からスタートした長いキャリアを有する実力派で、ハリウッドが誇る名優の一人です。

  • アイアンマン/トニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jr. / (C)BANG Media International

    アイアンマン/トニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jr. / (C)BANG Media International

映画『スパイダーマン:ホームカミング』の見どころ

映画『スパイダーマン:ホームカミング』の見どころをポイントにわけて紹介します。

ハイテク・スーツでパワーアップしたスパイダーマンの活躍

本作での見どころのひとつとなるのは、ピーターがスパイダーマンとなる際に着るハイテク・スーツです。これは彼をヒーローとしてスカウトしたトニー・スタークから贈られたもので、アイアンマン・スーツに匹敵するテクノロジーで作られたすぐれものとなっています。

このスーツを着用することで、内蔵する人工知能によって自動的に索敵を行なって危険を察知できます。インターネットへのアクセス機能も有していて、膨大な量の情報を瞬時に検索して的確な状況分析が可能です。さらに胸のスパイダーマークはドローンとなり、探索や戦闘時にも便利に使えるアイテムです。

ウイング・スーツでスパイダーマンを圧倒するバルチャー

スパイダーマンのハイテク・スーツもすごいものですが、それに負けず劣らぬパワーを持つのが、エイドリアン・トゥームスが身に着けるウイング・スーツです。

不気味に光り輝きながら巨大な翼を広げ、ニューヨークの夜空を飛び回る姿は、まさに悪の化身そのもの。ヴァルチャーは地球外生命体のテクノロジーを使い、圧倒的な破壊力でスパイダーマンを翻弄します。自由に空を飛べないというスパイダーマンの弱点を突く、見ごたえのあるヴィランです。

少年ヒーローが公私にわたり成長していく物語

映画『スパイダーマン:ホームカミング』はスーパーヒーローが活躍する物語ですが、それだけにとどまらないおもしろさがあります。高校生活真っただ中のピーターが、学園イチの美少女リズに恋したり、意地悪な同級生のフラッシュとの関係に悩まされたり……。一人の少年の成長物語に誰もが共感できるような、魅力ある青春映画でもあるのです。

さらに、そんな若いピーターが、アイアンマンであるトニー・スタークや、彼の腹心の部下であるハッピー・ホーガン、怪人となり対峙するエイドリアン・トゥームスら、大人たちの価値観とぶつかり合いながら、自分らしいヒーローとしての生き方を見つけていく様子も魅力となっています。さまざまな経験を積んで少しずつ成長していくピーターの姿が、このシリーズの見どころと言えるでしょう。

この記事で『スパイダーマン:ホームカミング』に興味を持ったという方は、ぜひ映画をご覧になってみてください。フレッシュなトム・ホランド版スパイダーマンの魅力を、実感できるはずです。

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