俳優の吉沢亮が主演するフジテレビ系ドラマ『PICU 小児集中治療室』(10月10日スタート、毎週月曜21:00~ ※初回30分拡大)のポスタービジュアルが公開された。

  • 『PICU 小児集中治療室』=フジテレビ提供

広大な北海道で、“しこちゃん先生”こと新米小児科医の志子田武四郎(吉沢)が、PICU科長・植野元(安田顕)ら先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描く同ドラマ。

ポスタービジュアルは、自分の非力さに打ちのめされ、傷つき、それでも涙をぬぐい幼い命を助けようとする、若く経験の浅い小児科医・武四郎の心情が表現された。

目に涙を浮かべ、それでも前を向こうとする武四郎の姿が映し出されている。泣き虫の武四郎にそっと優しく手を差し伸べるのは小児患者の少年。子どもを助ける立場にありながらも、実際は子どもに勇気をもらい、“子どもに医師にしてもらっている”という武四郎と子どもの関係性が描かれている。子どもの手に巻かれた包帯には、希望の象徴である医療用ジェット機のシールが貼られている。

コメントは、以下の通り。

■アートディレクター・柳原康之氏
「決してスーパーマンではないけれど、現実に打ちのめされても目の前の命と向き合う、ひとりの人間としての医師の姿を、まっすぐに表現することを大切に制作させていただきました」

■金城綾香プロデューサー
「武四郎はまだ発展途上の医師で、人としてもこれからまだ大きく成長していく過程にいる青年です。その青年の危うさと、それでも命を救おうとするまっすぐとしたピュアな目線、内に隠された力強さを表現していただきたいと思っていたので、吉沢さんがカメラを向けられてすぐにお気持ちを切り替え、涙を溜(た)められた時には、驚きと共に“これだ!”と思い、うれしかったです」

(C)フジテレビ