ハイセンスジャパンは6月13日、フルハイビジョン液晶TVの40V型モデル「40A40H」「40A30H」と、ハイビジョン液晶TVの32V型モデル「32A40H」を発表した。価格はいずれもオープンで、2022年7月下旬より発売する。

  • フルハイビジョン対応の40V型モデル「40A40H」

40A40H

40A40Hは、解像度は1,920×1,080ドットのVAパネルを搭載する40V型液晶TV。予想実売価格は5万円前後。

映像エンジンは「NEOエンジン2Ksmart」で、ネット配信の映像やVODコンテンツを分析し、色濃度/輝度/ダイナミックガンマなどを最適な状態に補正する「AIネット映像高画質処理」を搭載。ノイズリダクション機能は、画面上の複数のエリアを解析し、ディテールの細かいエリアは精細感を引き上げ、ノイズが目立ちやすい平坦なエリアは滑らかにする「エリア別クリア復元」をを行う。

地上デジタル/BS/110度CSチューナーは2基を内蔵。表示モードはコンテンツにに合わせて、自動、ダイナミック、スタンダード、スポーツ、アニメ、映画、ゲーム、PCなどを選択できる。ゲームモードは表示遅延を抑えるモードで、シビアな判定が勝敗を分けるFPS/格闘/アクションゲームなどに有効。

内蔵スピーカーは、7W+7Wのフルレンジ×2基。高精度で明瞭度の高い音を表現する音響最適補正技術「Eilex PRISM」、デジタル圧縮によって失われた弱い信号を修復して音質を改善する「Eilex FOCUS」といったサウンドリマスター機能を搭載する。オートボリューム機能は、番組とCMなどで音量レベルに違いがあるときの音量を自動で調整してくれる。

OSは、VODプラットフォーム「VIDAA」を採用。高い操作性を確保するとともに、ホーム画面でよく使うコンテンツの順番を入れ替えるなどのカスタマイズも可能。付属リモコンには6つのダイレクトボタンを備え、動画配信サービスに素早くアクセスできる。

  • さまざまな動画配信サービスに対応している

映像入力インタフェースは、HDMI×2系統、ビデオ×1系統。通信機能は有線LANポート×1基、IEEE802.11ac/a/b/g/n無線LANを搭載。USBポート×2基を備え、別売りのUSB HDDを接続することで裏番組(1番組)の録画も可能。VESAマウントは100×200mmに対応。本体サイズはW893×D182×H559mm、重さは5.5kg(スタンド含む)。保証期間は3年間。

40A30H

40A30Hは、映像エンジンに「NEOエンジン2K」を搭載するモデル。予想実売価格は45,000円前後。高画質機能は「エリア別クリア復元」と「テクスチャー復元」を搭載する。「テクスチャー復元」は、奥行きや質感の伝わる立体的な映像になるよう、彩度に適した輝度調整を行いコントラストを際立たせるもの。

映像モードは、ダイナミック、スタンダード、映画、ゲームなどを収録。音響面では、「Eilex PRISM」と「Eilex FOCUS」は搭載しておらず、通信機能は有線LANポート×1基のみとなる。そのほかの機能や仕様は40A40Hとほぼ共通。

32A40H

32A40Hは、画面サイズが32V型のモデル。予想実売価格は4万円前後。機能や仕様は40A40Hとほぼ共通で、画面解像度が1,366×768ドット、スピーカーが6W+6Wのフルレンジ×2基となっている。本体サイズはW730×D193×H432mm、重さは4.2kg(スタンド含む)。そのほかの仕様は40A40Hとほぼ共通。