Zホールディングス、Zフィナンシャル、PayPayおよびPayPay保険サービスは4月21日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」のアプリから「熱中症お見舞い金」に加入できる取り組みを開始した。熱中症に特化した保険商品は保険業界初という(2022年4月時点)。

1日100円から加入可能

  • 「熱中症お見舞金」概要

同商品は、加入したユーザーが、保険期間中に日射または熱射により障害を被り、病院などで医師により点滴治療を受けた場合に、治療保険金が支払われる。また、治療を目的として2日(1泊2日)以上の入院をした場合に、入院保険金が支払われる。

期間選択型と月額型の2プランを用意。期間選択型は1日から7日の間で保険期間を指定できる。また、当日午前9時までに申し込むと午前10時から保障が開始されるため、気温の上昇が予想される日に当日限定で保険に加入することが可能という。保険料は1日100円から最大7日間170円。いずれも治療保険金は1万円、入院保険金は3万円。

月額型は「お手軽プラン」(月払保険料200円、治療保険金5,000円、入院保険金1万円)、「基本プラン」(同220円、同7,000円、同3万円)、「安心プラン」(同240円、同1万円、同3万円)の3種類を提供。保険期間は1カ月から7カ月の範囲で選択でき、夏期の一定期間の間、熱中症の心配があるユーザーにおすすめとのこと。

いずれのプランも「PayPay」から簡単に申し込みができ、保険料の支払いも「PayPay」で行える。販売期間は毎年3月2日~10月31日で、30日前から予約可能(2022年は4月21日から販売)。保険期間は毎年4月1日~10月31日の任意の日となっている。