コシナは9月15日、交換レンズ「Voigtlander(フォクトレンダー)」ブランドの新製品として、フルサイズニコン一眼レフ用のMFレンズ「COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Aspherical SLⅡs」を発表した。ブラックリムとシルバーリムの2モデルを用意しており、両製品ともに10月発売予定。価格は71,500円。
2016年に生産を完了した前モデル「COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Aspherical SLⅡN」のレンズ構成を受け継ぎつつ、フォーカシングユニットを一新した後継品。両面非球面レンズの採用で周辺までシャープな画質を実現したほか、繰り出し量の多いヘリコイドリングを備えることで、15cmでの近接撮影も行える。
鏡筒は総金属製で、古き良き時代を想起させる美しい外観と、マニュアルフォーカスにおける操作感を向上させる機能性を両立したという。マウントはニコンF Ai-S(CPU内蔵)に対応し、Aiカプラーも搭載。往年のフィルム一眼レフから最新の一眼レフまで、さまざまなニコン製ボディで利用できるという。その他の主な仕様は以下の通り。
- 対応マウント:ニコンF Ai-S(CPU内蔵)
- 焦点距離:28mm
- レンズ構成:6群7枚(非球面×1)
- 絞り羽根:9枚
- 最小絞り:F22
- 最短撮影距離:0.15m
- 最大撮影倍率:1:2.3
- 本体サイズ(最大径×全長):66.3×32.8mm
- フィルター径:52mm
- 重さ:205g