ケンコー・トキナーは、F1.4という明るさでポートレート撮影に向くという富士フイルムXマウント向けの大口径レンズ「atx-m 56mm F1.4 X」の取り扱いを発表した。8月6日から発売を予定しており、希望小売価格は68,200円。
富士フイルムXマウントに対応する交換レンズ製品。35mm判換算の焦点距離は約84mm相当。やわらかいトーンで中望遠ならではのボケを表現し、富士フイルム製カメラが搭載するカラー調整機能「フィルムシュミレーション」を考慮したという。鏡筒は金属製で、AF機構にはSTM(ステッピングモーター)を採用。クリックのない絞りリングを備え、動画撮影でも快適に利用できるとしている。
レンズ構成は超低分散ガラス1枚を含む9群10枚で、絞り羽根は9枚、絞りはF1.4~F16。フィルター径は52mm、本体サイズは65×72mm(最大径×全長)で、重さは315g。