ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのポータブルBluetoothスピーカー新製品として、“XTREMEシリーズ史上最強の耐久性”を実現した「JBL XTREME 3」を4月16日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は32,780円。カラーはブラックとブルーの2色。

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    JBL XTREME 3(ブラック)

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    JBL XTREME 3(ブルー)にショルダーストラップをつけたところ

XTREMEシリーズの従来機種で備えていた防水性能に加え、新たに防塵対応になり、IP67に準拠。屋内外どちらでも使える。本体の両サイドには衝撃吸収素材を用いた耐衝撃バンパーを備えるなど、耐久性や堅牢性を向上させ、万が一の落下時の衝撃から本体を保護する。

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音質強化のため、主要なパーツは前機種「XTREME 2」から大幅に改良。2ウェイ・ステレオ構成はそのままに、2基の70mm径ウーファーには新たに高磁力ネオジムマグネットを採用し、「力強く解像度の高い中低音域を再生する」としている。20mm径ツイーター×2、80mm径パッシブラジエーター×2も搭載。

内部レイアウトやパーツを最適化することで、本体サイズを維持したままスピーカーキャビネットの容積を約20%増加。さらに、アンプの総合出力を40Wから50Wに引き上げ、本体側面に搭載したパッシブラジエーターと相まって「広い帯域に渡ってゆとりある音楽再生が可能」とする。

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    内部構造

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    側面

容量5,000mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、最大15時間の音楽再生が可能。付属の小型軽量なACアダプターはUSB PD対応で、充電時間を前機種と比べて約30%短縮し、約2.5時間でフル充電できるようにした。スピーカー内蔵バッテリーから最大5V/2.5Aで給電するモバイルバッテリーとして使うこともでき、本体充電用のUSB Type-Cはモバイルバッテリーとして使うときの給電用端子も兼ねる。給電用のUSB Type-A端子も備える。

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    背面のフタの内部に充電端子などを備える

Bluetooth 5.1に準拠し、対応コーデックはSBCのみ。100台までの同社製ワイヤレススピーカーを接続して一斉に音楽再生できる「PartyBoost」機能は、従来の「Connect+」よりも途切れにくくしており、本体上部のPartyBoostボタンを押すだけで利用できる。ほかにも、2台のデバイスを同時にペアリングし、交互に音楽再生できるソーシャルモードを装備。外部音声入力も備えている。

本体はファブリック素材を使い、前面のブランドロゴは新しい「JBLボールドデザイン」を採用。サンドブラスト加工を施し、エッジ部分にブランドカラーのオレンジを配したメタル素材を用いている。付属のショルダーストラップで肩にかけて持ち運ぶことができ、滑り止めのグリップが付いたことで持ち運びやすさを向上させている。また、ストラップの長さ調節金具部は、ボトルオープナー(栓抜き)としても使える。本体サイズは298.5×134×136mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約1,968g。