お笑いコンビ、 博多華丸・大吉の博多華丸が、テレビ朝日系新ドラマ『真夏の少年~19452020』(31日スタート、毎週金曜23:15~ ※一部地域除く)で、キーマンとなるタイムスリップしてきた軍人役を演じる。

博多華丸=テレビ朝日提供

ジャニーズJr.のユニット・美 少年が主演を務める今作で華丸が演じるのは、終戦間際の大宮島(現在のグアム島)からタイムスリップしてきた軍人・三平三平。

終戦間際に部隊からはぐれてしまい、何かの拍子に現代にタイムスリップしてしまった三平は、高校生たちと出会い、自由で平和であるはずの時代に不自由で生きづらそうにしている彼らの姿を目の当たりに。それぞれに事情を抱えた高校生たちと、彼らと行動をともにする1人の軍人を通し、本当の幸せ、 本当の自由とは何かを問いかけていく。

さらに、水野美紀が、富室高校生徒会長・柴山道史(那須雄登)の母・奈津子役に決定。教育熱心で、道史に異常なまでの愛情と関心を注ぐいわゆる“モンスターペアレント”で、息子を管理した結果、道史の周りには友だちが1人もいなくなってしまう。

そして長谷川京子が、山田明彦(藤井直樹)と和彦(金指一世)兄弟の母親で、「富室高等学校」の理事長・山田ゲルハルト節子を演じる。経営者で次期富室町長の候補でもあるが、次第にその本当の姿が明らかになっていく。

華丸、水野、長谷川のコメントは以下の通り。

■博多華丸
戦時中からタイムスリップをしてくる軍人、という役なのですが、幸いなことに自分がもともと古風な顔なので、逆に現代人ではないという特殊な役で助かったかもしれません。福岡の作品『めんたいぴりり』などで、これまでにも何度か軍服を着た経験がありましたが、いつも軍服姿を見ると、身が引き締まる思いがしますね。
共演する美 少年の皆さんは本当にキラキラしていて、元気で…現在のところ好感しか持っていません! この夏はとても爽やかな若い皆さんと共演できるので、せっかくならば今年は“年甲斐のない夏”にしたいと思います(笑)。
戦時中の人間と現代の高校生という対比が面白いこの作品ですが、僕個人としては案外、演じていて、現代の高校生のほうに共感していることが多いかも知れません。「ウマイケルジャクソン」というセリフが出てくるのですが、それが印象に残っておりまして…(笑)。どこのシーンか、ぜひ放送を楽しみにしてください。
『真夏の少年』、セリフ量も多く、出番もたくさんいただけて非常に光栄です! そして実際に共演している私が感じている以上に、皆さんにも存分に美 少年の魅力を感じていただければと思います。

■水野美紀
私が演じる柴山奈津子は、見た目はキチンとしているのですが、言動の端々にちょっと普通ではない感じがはみ出します。すべては息子のために、という気持ちからくる行動なのですが、少し行き過ぎてしまっている人ですね。夫からも認められたい、という思いもプラスされ、そうなったのだろうと同じ母として想像はできますが…。そんな奈津子を、一見“普通の人”として演じようと思います。
息子の道史を演じる那須雄登さんには、初々しさとこれからどんどん磨かれていく原石の野性味、そしてナイーブそうな印象を抱きました。
『真夏の少年』は、セリフが生き生きとしてユーモラスで、ひねりも効いていてとても面白いです。若いエネルギーに満ちた、一味違う青春ストーリーになると思いますので、お楽しみに!

■長谷川京子
若い青年たちの青春群像劇、そこに異質なおじさんの乱入(笑)。『真夏の少年』の台本を読んだときは単純に「面白いな」と思いました。
その中で私が演じる山田ゲルハルト節子がある種の“違和感”となり、世界観がさらにふくらむような存在になれたらうれしいです。派手な装いや言動も目を引くと思いますが、周りに流されない芯のある女性をイメージして演じられたらと思っています。
息子役の藤井直樹さん、金指一世さんとはまだお会いできていないのですが、とてもかわいいお2人だと思うので、撮影でお会いするのが楽しみです。
山田ゲルハルト節子、という名前からかなり強烈な役柄ですが(笑)、大人たちにも注目して楽しんでいただけたら幸いです。

  • 博多華丸=同

  • 水野美紀=同

  • 長谷川京子=同