JR西日本は25日、昨年春から取り組んできた宇野駅のリニューアルが6月中旬に完了すると発表した。同社は魅力ある観光素材や広域周遊ルートの構成をめざす「せとうちパレットプロジェクト」を推進しており、瀬戸内観光の玄関口となる拠点駅の機能性・快適性の向上に取り組んできた。

  • 玉野市による観光案内所

  • 改札内待合室

宇野駅のリニューアルもこの一環で実施され、昨年4月、玉野市による新しい観光案内所が駅構内にオープン。9月にトイレの洋式化と多機能トイレの改良が行われた。今年3月、改札内に待合室が新設されている。

今回、映像アートでおもてなしを演出する「おもてなし映像」の放映設備も稼働を始めたため、宇野駅のリニューアルで計画されていたおもな工事はすべて完了することになる。工事が完全に終了する6月中旬以降、地元関係者を招いてお披露目式を行う予定だという。