ダンス&ボーカルユニットのONE N’ ONLY(ワンエンオンリー)が15日、自身初となるアルバム『ON’O(オー・エヌ・オー)』をリリースする。

ONE N’ ONLYはグローバルトレンドを彷彿とさせる “攻めるダンス・ボーカルサウンド” が特徴的な6人組で、デビュー1年半というキャリアながら、2ndシングル「Dark Knight」がオリコンウィークリー及びBillboard JAPAN HOT 100において1位となり、2冠達成。続く3rdシングル「Category / My Love」でも2作連続でオリコンウィークリー1位を獲得した。

またYouTubeに公開されたミュージックビデオはアジア・南米・欧州など世界各地からアクセスがあり合計再生回数は1,000万回を超えるなど、国内ダンス・ボーカルグループの中でも突出した勢いをもって快進撃を続けている。

  • 左からKENSHIN、NAOYA、HAYATO、EIKU、REI、TETTA 撮影:宮田浩史

そんな彼らが満を持して発表した1stアルバムが『ON’O』となるが、今回はリリースを控えたメンバー6人にインタビューを実施。前半記事では、ONE N' ONLYらしく忖度なしでストレートに社会へ問題提起を投げかける「Shut Up! BREAKER」をはじめ、アルバムの楽曲に込めた想いについて聞いた。

■ハマっている事は納豆、ラーメン、アニメ、筋トレ!

――今回ONE N’ ONLYさんがマイナビニュースに初登場いただくので、まずは読者に向けての自己紹介と、最近ハマっている事を教えてください。

KENSHIN:ラップ・ダンスを担当しているKENSHINです。最近ハマっている事はベンチプレスで、今はまだ75㎏までしか上げられませんが、目標は100㎏です。

NAOYA:ダンサー、そして今回のアルバムからラップも担当しているNAOYAです。 アニメを観る事にハマっています。『約束のネバーランド』からアニメにハマり、今は『鬼滅の刃』がお気に入りです。

HAYATO:ダンサー、ラップを担当しているHAYATOです。最近は納豆の魅力に気付いてしまい、ハマっています。どんな料理にでも合うと思っています。好きなタレは玉子醤油です。ご飯に迷ったら納豆ご飯を食べています。

EIKU:ボーカルのEIKUです。去年の冬以降、スノボにハマっています。去年はメンバーのTETTAくんと僕の地元・山梨にスノボをしにも行きました。

REI:ボーカルのREIです。“二郎系”ラーメンの食べ歩きが好きです。インスパイア系も含めて、週4くらいで食べています。尺が足りなくなってしまうので、今日は詳しくは語りません(笑)。

TETTA:ボーカルのTETTAです。最近ハマっているのはアロマです。山や自然が大好きで、部屋の模様替えを森や山をイメージしたものにしたんですが、香りもこだわろうと思って今はシダーウッドの香りを楽しんでいます。雨上がりの森のような香りなんですよ。

■ONE N’ ONLYとして世の中へ問いかける

――ありがとうございます。では次に15日に発売になる1stアルバム『ON’O』についてお伺いします。まずは本作がどういったアルバムに仕上がったかを教えてください。

HAYATO:今回初めてのアルバムをリリースしますが、1stシングルから最新曲まで収録されていて、まさにグループ結成から1年半の歴史が詰まった集大成とも言えるものです。僕たちを知らない方や、最近興味を持ってくださった方も、これを聴いてくださればONE N’ ONLYについて知っていただけるのではと思っています。またタイトルはグループの頭文字から取りましたが、「今の自分たちだからできる事、考えている事」がダイレクトに、ストレートに届いて欲しいという願いを込めて、敢えてシンプルにしました。

特に注目していただきたいのは、アルバムのリード曲「Shut Up! BREAKER」です。今起こっている事などに対して自分たちが考えている事をメッセージとして発信したいと思い、どうしたら表現できるかをずっと僕たちの音楽プロデューサーのJUNEさんと話し合ってきました。

日ごろ様々な社会問題を目にしますが、今回は僕たちにとっても聴いてくださる方にとっても身近なSNSのコミュニティで、誹謗中傷やいじめが起こっている事や、最悪の場合、自ら命を絶ってしまう方もいるという事態をテーマにしました。僕たちが思っている事やメッセージをダイレクトに伝えるため、回りくどさを取り払って想いを込めたのが、この「Shut Up! BREAKER」です。心情を表現するため、歌詞やダンスも刺激的で、激しいものとなっています。

KENSHIN:ダンスパートは楽曲の世界観に合わせて、メンバー間でお互いに意見を出し合いながら、振付師の方と一緒に作り上げていきました。例えばサビは歌詞の心情や世界観を伝えるために、とても激しいものになっています。

HAYATO:今回のダンスは、練習期間中、毎日筋肉痛になってしまうほどで、ONE N’ ONLYの中では史上最高ともいえるくらい激しいダンスです。ちなみに楽曲タイトルは翻訳をすると「黙れ!」なので、ダンサーとしてはパフォーマンスでオーディエンスを「(圧倒させて)黙らせるぞ!」という力強い気持ちで挑んでいます。ライブでも盛り上がれる曲だと思うので、皆さんにも一緒に熱狂してもらえたらと思っています。

KENSHIN:あとは活動を始めてから1年半、表現や音楽性の幅が広がってきた事にも、ぜひ注目してもらえたら嬉しいなと思います。活動当初は、音楽チャートで1位を獲得した「Dark Knight」をはじめ、激しいダンス曲が多かったのですが、今は「HOLIDAY」などのポップチューンからバラードまで、ONE N’ ONLYの音楽の幅や深みも増していると思います。「Dark Knight」で僕たちの曲に触れた事がある方も、ぜひアルバムを通してONE N’ ONLYの幅広い音楽の世界観を楽しんでいただきたいです。

TETTA:ちなみに、「My Love」「Destiny」「もっと大きな愛で包み込むから...」の3曲は2020年4月スタートのフジテレビドラマ『運命から始まる恋~You are my Destiny~』の主題歌、挿入歌になっています!「Destiny」「もっと大きな愛で包み込むから…」はこのドラマをイメージして書き下ろした曲です。ドラマと一緒に楽しんで頂けると、歌詞の意味をより深く理解できると思いますので、ぜひ視覚でドラマを、耳で曲を、両方をじっくりと楽しんでもらいたいです。

HAYATO:ドラマの主題歌をずっとやりたいとみんな思っていたので、今回夢が1つ叶いました。

※14日掲載の後編ではさらにボーカル・ラップの話、今後の野望についてなど、話を聞いていきます。

■ONE N’ ONLY
TETTA、REI、EIKU、HAYATO、KENSHIN、NAOYAの6人からなるダンス&ボーカルユニット。2018年、EBiSSHとさとり少年団(SBC)の合同ユニットとして始動。同年11月にシングル「I'M SWAG」でデビューする。4月15日に1stアルバム『ON'O』をリリースする。