タレントでフリーアナウンサーのみのもんたが、17日に放送されたラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ/毎週月曜~木曜 8:30~11:00)にゲスト出演し、読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『カミングアウトバラエティ!!秘密のケンミンSHOW』(毎週木曜21:00~)降板のきっかけについて語った。

みのもんた

3月末で約12年半司会を務めた『秘密のケンミンSHOW』を降板することが決まっているみの。パーソナリティの伊集院光から「びっくりしましたよ。ご出演を承諾いただいてから『ケンミンSHOW』を降板されると聞いて」と話を振られると、「降板っていうか、降ろされたっていう感じです(笑)」と自虐した。

そして「じっくり考えてみると、今年に入っての話じゃないんですよ」とし、「去年の8月22日が誕生日で免許証の書き換えだったの。で、高齢者の車の運転に関するいろいろ事件があったでしょ」とした上で、「そういえば、自分も運転免許書き換えだけどどうしようかなと。ちょっと車を動かそうと思ったの。そしたら動かし方がわからないわけ。いつも事務所の人に運転してもらってるから」と振り返った。

みのは「『教えてくれよ』って言ったら自動車のキーがあるでしょ。キーを持っただけで明かりがついたり、動いたり、エンジンが掛かったりするわけよ。これはもうついていけないと思って」と述べ、「それで、返納と言うんですか。警察に『もう運転しませんから』とお願いして。で、辞めたときに衰えを感じた」と回想した。

続けて「そしたら自分のしゃべってる言葉がすごく気になり出しちゃったの。まずテンポ感がない。それから、間と緩急ができてないって自分で感じるようになっちゃったの」と語った。

さらに「それともう1つ、致命的なのはね。『ケンミンSHOW』って久本(雅美)くんに回してもらっているんですよ。僕はお若い芸人さんとかタレントさんってよくわからないので」と続け、「楽に甘んじていたんだけども、いつの間にかやり取りのテンポに口が挟めなくなった。なんとか挟もうと思っても挟めない。そのうちに久本くんが『みのさん』って叩いてくれるの。叩いてくれると『いや、だけどさ~』って出れるわけ」と明かしていた。