俳優の塚本高史が、きょう26日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『まだ結婚できない男』(毎週火曜21:00~)の第8話の見どころを語った。

  • 塚本高史(左)と咲妃みゆ=カンテレ提供

第8話は、恩人である桑野(阿部寛)に結婚を許してもらった村上英治(塚本)の物語。周囲の後押しもあってようやく結婚式に出席してくれることになった桑野に、主賓スピーチを頼むことに。英治にとっては、ある意味親以上の存在である桑野と自分の間には“絆”があると信じていたものの、スピーチをすることに気が進まない桑野に英治は失望。見かねたまどかが、仲裁役を買って出ようと桑野を呼び出すが…。

塚本に、英治と桑野の関係について尋ねると「想像ですが、20代で上京して来て桑野さんに面倒を見てもらって、仕事も一緒にやっているので、2人の関係ってやっぱり家族同然の付き合いだと思うんです」と分析。

さらに、「うらやましいというか、自分には人生をかけて家族以外の人の面倒をみたことがないので…。あっ、でも、ずっと昔からつながっている地元の友達や、仕事を一緒にしている人たちは、家族よりも一緒にいる時間が長くなるので家族同然ですね」と、仲間を大事にする塚本ならではの答えが飛び出した。

また、前作から演じてきた英治の結婚について、どんな感想を持っているのか尋ねると「正直びっくりしました(笑)。最初の方はちょっと付き合ってるぐらいかなと思っていた中での結婚への急展開だったので、本当に驚きました(笑)」と台本を読んだ当初は驚きを隠せなかったそうだ。

撮影の感想については「“結婚式”ということで感動しすぎてやりきってしまうと“英治完結!”となってしまうので、そうならないよう、監督とも丁寧に話して撮影を行いました。“結婚して、はい、チャンチャン”ではなく、英治の人生における、1つのケジメをつけたシーンとして演じています。感動しすぎると、ここで終わりな気がするので」と回答。

そして、終盤の見どころについては「9、10話では“結婚した先輩・英治”が桑野さんにどんなアドバイスをするのか、また桑野さんの行動にも注目です。ぜひお楽しみに!」と呼びかけている。

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