『映画 少年たち』(3月29日公開)のジャニー喜多川さん追悼上映が行われることが30日、明らかになった。8月16日から東京・丸の内ピカデリーほかで上映される。

  • 『映画 少年たち』

同作はジャニーズの舞台”少年たち”シリーズを映画化。1965年から上演されていた舞台を2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES、青房のSnow Man、そして彼らを傍観する黒房のなにわ男子・関西ジャニーズJr.を中心とした物語を展開する。

製作総指揮を務めたジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川さんが9日にくも膜下出血のため亡くなったため、全国のファンから松竹に対し「ジャニーさんの思いの詰まった映画をもう一度観たい」「ジャニーさんの最後のメッセージをもう一度感じたい」など、再上映を望む声が数多く寄せられた。

3月29日に初日を迎え、全国158館で上映。約50万人を動員し、「北京国際映画祭」のパノラマ部門に選出され特別上映を果たした同作。またサプライズ好きのジャニーさんらしく、映画上映と共に当日誰が出演するかシークレットのライブパフォーマンス(実演)を組み合わせた「映画と実演」という取り組みを実施。これは映画製作当初よりジャニーさんが思い描いていたプランだったという。

8月16日からの追悼上映は、4月15日に丸の内ピカデリーで開催された「『映画 少年たち』 映画と実演アンコール上映」時の実演映像付きとなる。全国155館の映画館でライブビューイングされ、SixTONES、Snow Man、宮近海斗(Travis Japan)、なにわ男子、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、室龍太ら東西の人気ジャニーズJr.たち、総勢53名が登場した。

また今後は、なにわ男子・関西ジャニーズJr.による舞台『少年たち 青春の光に・・・』が8月に大阪松竹座、SixTONES・Snow Manによる舞台『少年たち To be!』が9月に日生劇場で上演される。

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