ディップは4月4日、「正社員就業に関する意識調査」の結果を発表した。調査は3月7日~11日、非正規雇用(アルバイト・パート、派遣社員、契約社員)で働いている15~59歳の男女(学生除く)9,365名を対象にインターネットで行われた。

  • 正社員で働きたい人の割合と内訳

    正社員で働きたい人の割合と内訳

はじめに、「正社員で働けるのであれば、働くことを希望しますか?」と質問したところ、非正規雇用者の64.1%が「希望する」と回答。そのうち68.8%は、不本意非正規(正社員になりたいが正社員として働ける仕事がなかったと回答した人)ではないが、正社員を希望する「隠れ不本意非正規」であることがわかった。

  • 正社員就業していない理由

    正社員就業していない理由

現在、正社員として働けていない理由を聞くと、「転職活動したが、採用されなかった」や「正社員就業を希望していない」を除くと、「年齢が壁になり採用されなさそう」(23.4%)、「経歴が不安」(19.7%)、「自分にできるか仕事か自信がない」(17.0%)、「職場になじめるか心配」(16.2%)など、経歴や仕事内容、職場に対する不安があることが明らかに。

そこで、それぞれの不安を払拭するための対応策を探ったところ、経歴に対する不安については、「採用前に職場の見学や体験ができ、自分の目で仕事内容や働いている人について確かめられること」(58.3%)ができたり、「学齢が低い・職歴がない人、もしくは非正規雇用から採用された人が活躍している様子」(57.0%)がわかったりすれば、応募検討意向が高まると回答。

また、仕事内容に対する不安への対応策としては、77.5%もの人が「就職後すぐに行う仕事内容の具体例」を知りたいとのこと。さらに、職場についての不安を払拭するためには、「職場全体の雰囲気や社風」(69.4%)や「平均残業時間」(67.1%)について事前に把握しておきたいと考えている人が多かった。