俳優の鈴木亮平が、10日に放送されるNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)第22話「偉大な兄 地ごろな弟」の見どころを、番組公式サイトを通じて解説した。

  • 西郷どん

    第22話「偉大な兄 地ごろな弟」 NHK提供

3年ぶりに薩摩に戻り、国父・島津久光(青木崇高)と対面した吉之助(鈴木亮平)。上洛計画は無謀であると批判し、地ごろ(田舎者)扱いされた久光は激怒する。一方、有馬新七(増田修一朗)たちが京で他藩の浪士たちと倒幕の狼煙をあげようとする中、吉之助は久光の上洛軍を下関で迎える役目を与えられていたが、その命を破り急ぎ京へ向かう。京には有馬の影響を受け、血気にはやる弟の信吾(錦戸亮)がいた。

  • 西郷どん

この22話について鈴木は、「吉之助、いよいよ薩摩に帰還! まず驚くのは、『西郷吉之助』という名前がひとり歩きしていることなんですよね。いない人って伝説になりがちだと思うんですが、『あの斉彬公の右腕が、島から生きて戻った』と。演じていてもそこに戸惑いがありましたし、実際の西郷さんもそうだったんじゃないかと思うんです。そのおもしろさをぜひ見ていただきたいなと思います」と説明。

  • 西郷どん

そのほかにも、「あの久光様との対面。正直であることが正しいと思っている吉之助の行動が、今後にもつながっていきます。せっかく尽力してくれた一蔵どんにも不義理なことになってしまうので、まだちょっと肩に力が入っていますね。変化といえば、精忠組の雰囲気が今までとは違うことも大きいです。時代の渦に巻き込まれて、みんなそれぞれの方向に走り出している」「そんななか、有馬さぁとの対面シーンは、僕自身、たまらなくシビれました」と注目ポイントを挙げている。

  • 西郷どん
  • 西郷どん
  • 西郷どん