俳優の鈴木亮平が、3日に放送されるNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)第21話「別れの唄」の見どころを、番組公式サイトを通じて解説した。

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    『西郷どん』第21話「別れの唄」 NHK提供

19話で結ばれた吉之助(鈴木亮平)と愛加那(二階堂ふみ)。吉之助が奄美大島に来てから2年が経ち、2人の間に男子が生まれる。吉之助は「菊太郎」と名付けようとするが、龍佐民(柄本明)は、いつか薩摩に戻る吉之助の子供は「菊次郎」とすべきと説得する。そんな中、薩摩の国父・島津久光(青木崇高)のもとで頭角を現した大久保一蔵(瑛太)の尽力により、吉之助に召還命令が下る。愛加那に別れを切り出せない吉之助。一方の愛加那はもう一人子を授かっていることを知る。

「演じることが、とってもきつい回でした。すべてのシーンがただただ切なくて、切なくて……」と吐露する鈴木。「まず大きい出来事は、吉之助さんに子どもが産まれることです。きっと誰にとっても、初めて子どもが産まれるときって、人間が変わる瞬間だと思うんです。『愛情』と『責任感』がどん!と増す。それをこの島で経験したことは、吉之助さんにとっても大きな意味があるんじゃないかと思います」と力説し、「そして物語のカギを握るのは、『朝花節あさばなぶし』という島唄です。すべてがこの歌に始まり、この歌に終わる――。あふれんばかりの感情を、感じていただきたいです」と呼び掛けている。

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