27日に放送されるNHKのドキュメンタリー番組『目撃!にっぽん』(総合・毎週日曜6:15~6:50)では、『シリーズ 我が子を奪われて“幸せをめぐる対話”』と題し、長女を失った一人の女性にスポットを当てる。

  • 目撃にっぽん

    2006年8月に殺害された中谷歩さん(享年20)

12年前の夏、中谷歩さんは同級生によって殺害された。20歳だった。ある日突然、長女を失った母・加代子さん(57)は現在、刑務所や少年院で、罪を犯した人たちと「幸せ」をテーマにした対話を続けている。

加代子さんは受刑者たちを前に必ず1つの問いかけを行う。「罪を償うことと幸せを感じることは別物か?」。受刑者たちに「幸せ」を問い続ける理由とは。一人の犯罪被害者遺族と、罪を犯した人々の対話を追った。

『目撃!にっぽん』では有名無名問わず、ひたむきに今を生きる人々をクローズアップし、その生き方や魅力にせまっている。

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    母・中谷加代子さんは罪を犯した人たちに問い続けている。