京成電鉄は成田山新勝寺(千葉県成田市)で開催される開基1080年祭を記念し、特別列車「成田屋号」を4月20日に運行する。この日に成田山への奉祝参拝と奉納演舞を行う市川海老蔵さんと一行が乗車するという。

  • 「成田屋号」ヘッドマークイメージ

  • 「成田屋号」ヘッドマーク掲出イメージ

「成田屋号」は京成上野~京成成田間を当日限りの特別ダイヤで往復運行。「スカイライナー」として使用するAE形に隈取をした歌舞伎役者のヘッドマークを掲出し、車体側面にも同デザインの装飾を施す。

海老蔵さんら一行は往路(京成上野駅10時25分発・京成成田駅11時54分着)の1号車に乗車。成田山到着後、13時から表参道で奉祝練り歩きを行い、15時から護摩参拝、18時から大本堂正面に設ける特設舞台で舞踊を奉納する(立ち見自由)。「成田屋号」の復路の運転時刻は京成成田駅20時0分発・京成上野駅21時13分着となっている。

「成田屋号」の運行に合わせ、「成田屋号で行く奉祝参拝ツアー」も発売。海老蔵さんが乗る「成田屋号」に乗車できるほか、練り歩きへの参列や記念大護摩への参加、指定席での奉納演舞鑑賞ができる盛りだくさんの内容となる。

奉納演舞の指定席の位置などによって4つのプランがあり、旅行代金も1万5,000円・1万8,000円・2万円・2万2,000円の4段階に分かれる。すべてのプランに1080年記念の護摩札が付くほか、1万5,000円のプランを除き、軽食(往路)と参道「菊屋」の鰻弁当(復路)が付く。申込みは京成トラベルサービスにて電話で受け付ける(成田屋号ツアー予約受付係宛)。受付期間は4月17日までだが、200名の定員に達し次第終了となる。