サラリーマンならずとも、焼き鳥を片手にちょいと熱燗を一杯というスタイルを愛している人は多いことだろう。比較的安価で手軽に食べられ、しかもおいしい焼き鳥は、まさに最強の居酒屋メニューといってもいいかもしれない。 今回は、マイナビニュースの男女会員1,009名に、「最も好きな焼鳥の部位/メニュー」を聞いてみた。

  • 最も好きな焼鳥の部位/メニューはなに?

    最も好きな焼鳥の部位/メニューはなに?

Q.焼鳥は好きですか?

  • 焼鳥が好きと答えた人は、8割超に

    焼鳥が好きと答えた人は、8割超に

好き 85.6%
どちらでもない 11.2%
嫌い 3.2%

Q.最も好きな焼鳥の部位/メニューを教えてください

  • 好きな焼鳥の部位/メニュー1位は、「モモ」が獲得

    好きな焼鳥の部位/メニュー1位は、「モモ」が獲得

1位「モモ」 16.9%
2位「ネギ間」 16.8%
3位「皮」 14.8%
4位「つくね」 8.1%
5位「レバー」 7.0%
6位「砂肝」5.6%
7位「ぼんじり」 4.5%
8位「ささみ」 4.1%
9位「なんこつ」 4.0%
10位「ムネ」 3.8%
10位「手羽」 3.8%
12位「なんこつ」 3.3%
12位「ハツ/こころ」 3.3%
17位「その他」 2.3%
15位「せせり」 1.8%

Q.その理由を教えてください(自由回答)

■「モモ」

・「好きな部位は多いけど、やはりモモとなるかな。肉としては柔らかく、炭火焼き特有のカリッとした食感とにおい、焼け具合がたまらなくおいしい」(47歳女性/教育/事務・企画・経営関連)
・「食べ応たえがある。それでいて、ほどよく柔らかい。またジューシーなところも魅力」(47歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「柔らかさが自分に合っているし、栄養がほどよく摂れそうだから」(51歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「家の近くに焼き鳥屋があり、セットでお持ち帰りを売っている。その中でモモ焼きがいちばんおいしく、楽しんでいる」(66歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「焼き鳥の定番で、ガッツリと食べごたえがあるから。焼き鳥のタレといちばんマッチしていると思う」(43歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「焼き鳥はやっぱりモモ肉だと思うし、炭火で焼かれたジューシーなモモ肉が好き」(33歳女性/その他/事務・企画・経営関連)

■「ネギ間」

・「鶏肉の旨さとネギの甘さがマッチして、口の中においしさが広がる」(65歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「ネギとの相性が良く、適度に脂がのっておいしい。焼き加減を調節しやすいので家でも作りやすいし、家族に評判が良い。」(51歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「友だちのお母さんが焼き鳥屋さんで働いていて、一緒に仕事場に行くとおやつ代わりにネギ間をよくくれた。ネギが入ってるのがおいしかった。思い出の食べ物の一つです」(48歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/営業関連)
・「ネギの甘さが最高。冬は一段と甘みを増したネギがいいです」(61歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「鶏とネギの組み合わせが非常にヘルシーだし、さっぱりとした食感を楽しめる」(57歳男性/その他金融/営業関連)

■「皮」

・「パリパリに焼いたものと、ほどよく焼いてプリプリしているのが好き」(29歳男性/輸送用機器/その他技術職)
・「鳥の皮は特に脂の乗りがよく、食感がとても好きです」(50歳男性/不動産/その他・専業主婦等)
・「焼き方次第でカリカリにできるところ。タレ・塩どちらの味付けもビールによく合う」(61歳男性/電力・ガス・エネルギー/メカトロ関連技術職)
・「皮のタレが好きです。皮のすきまにタレがたっぷり付いているのが好きで、できればちょっと強めで焼いたものがいいな」(55歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「皮は嫌いな人が多いですが、パリパリに焼いで食べるとジューシーでおいしいですよ」(57歳男性/サービス/専門サービス関連)
・「柔らかく、とてもジューシーだから。皮以外はあまり食べる気にならない」(60歳男性/リース・レンタル/その他・専業主婦等)
・「皮が好きです。脂の乗ったカリカリとした焦げ目と、柔らかいプリプリした食感。これらを同時に味わえるところが好き」(45歳男性/教育/専門サービス関連)

■「つくね」

・「粗挽きのつくねの食感がいい」(48歳男性/住宅・建材・エクステリア/営業関連)
・「焼き鳥の基本であり、これがおいしいと他のネタもおいしいと思う」(54歳男性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「塩で食べるのが特に好きで、ミンチにすることでうまみを引き出しつつも、軟骨なんかが入っていると食感も楽しめる」(38歳男性/輸送用機器/クリエイティブ関連)
・「子どもの頃からいちばん好きだった。今でも変わらずに好き」(36歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■「レバー」

・「濃厚な味と、鉄分が摂取できるところが好き」(34歳女性/食品/事務・企画・経営関連)
・「子どもの頃は苦手だったのですが、フォアグラを食べるようになってレバーのおいしさに気づきました。ビールにもよく合うと思います。焼き鳥屋に行くと必ず注文しています」(51歳女性/サービス/その他・専業主婦等)
・「歯応たえと、お酒とのコラボが最高」(25歳男性/食品/その他・専業主婦等)
・「新鮮なレバーは臭みもなく、おいしさしかない」(35歳男性/フードビジネス/その他・専業主婦等)
・「焼鳥を買うときは必ず買う。健康によさそう」(43歳女性/広告・出版・印刷/事務・企画・経営関連)

■「砂肝」

・「歯応えと、脂っこくない点」(34歳女性/その他/事務・企画・経営関連) ・「食感がいちばん好き。2番は味。砂肝なら何本でも食べられる!」(40歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「脂っこくなくて、さっぱりとしており、砂肝の独特の食感が好きだから」(21歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「コリコリとした食感が好き」(50歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■「ぼんじり」

・「脂分が少し多いけど、甘味があって最高」(39歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「贔屓にしているお店のご主人からの勧めで、病み付きになったため」(41歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「あの独特の脂感がなんともいえない。どこでも食べられる訳でもないし」(58歳男性/放送・新聞/クリエイティブ関連)
・「コリコリして、塩が効いているとなお、おいしい」(33歳男性/教育/専門サービス関連)
・「希少部位! 適度な後味と弾力。横浜の某串焼きチェーン店で出会った♪」(45歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■総評

調査の結果、焼鳥が好きな人は85.6%と、大多数の人が焼き鳥を楽しんでいることが分かった。「どちらでもない」は11.2%、「嫌い」は3.2%だった。最も好きな焼鳥の部位/メニューの1位は「モモ」で、16.9%を集めた。以下、2位「ネギ間」(16.8%)、3位「皮」(14.8%)、4位「つくね」(8.1%)、5位「レバー」(7.0%)、6位「砂肝」(5.6%)、7位「ぼんじり」( 4.5%)と続いた。

居酒屋の定番中の定番メニュー、焼き鳥を愛する人はやはり多かった。8割以上の人が焼き鳥を「好き」と答えており、その人気のほどを示している。

最も好きな焼鳥の1位は、焼き鳥を代表する部位/メニューである「モモ」となった。理由としては、そのジューシーさや脂のおいしさ、ぷりぷりとした歯ごたえを評価するコメントが並んだ。

2位には、0.1ポイント差と非常に僅差で「ネギ間」がランクイン。こちらも、焼き鳥においては代表的なメニューなので、愛好家も多いようだ。肉だけでなく、ネギとの組み合わせで独特のハーモニーを奏でていることが人気の要因となっている。

続く「皮」は、ややマニアックな部位とも思えるだけに、少し意外な結果かもしれない。独特の食感に好き嫌いが分かれそうな気もするが、カリカリに焼いた皮の部分と、ぷにゅぷにゅとした脂の食感のコンビネーションを楽しんでいる人が多いようだ。

「つくね」は一手間かけたメニューであるため、店の技量によって味に差が出るという声も寄せられた。「皮」同様にやや個性的で癖のある部位と思える「レバー」や「砂肝」、「ぼんじり」にもしっかりファンがおり、焼き鳥という料理の浸透具合をよく示している。

唐揚げやフライドチキンと違って、焼き鳥は鶏のさまざまな部位を楽しむ、いわば一羽丸ごとを味わい尽くす料理と言ってもいいかもしれない。炭火などで焼くというシンプルな調理法ながら、その種類の豊富さで飽きることなく楽しめる料理となっている。そのため、あえて焼き鳥の中で好きな部位を選んでもらう今回のアンケートは、やや酷なものだったかもしれない。

調査時期: 2018年2月11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 1,009人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません