俳優の松重豊が9日、都内で行われたTBS系金曜ドラマ『アンナチュラル』(12日スタート、毎週金曜22:00~)の制作発表に、主演の石原さとみらと登壇。大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の脚本家・野木亜紀子氏が手掛ける同作について「『スター・ウォーズ』より面白い」と絶賛した。

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    松重豊(左)と野木亜紀子氏

野木氏が脚本を担当するこのドラマは、日本に新設された「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台とする一話完結の法医学ミステリー。主演の石原さとみ演じる“法医解剖医”の三澄ミコトが、クセの強いメンバーたちと共に、UDIラボに運び込まれる"不自然な死”(アンナチュラル・デス)"の怪しい死体に向かい、さまざまな死因を究明して未来の誰かを救命する。

松重は、第1話の映像(完パケ)をもらうも「完パケを見る習慣がないので放っておいて、昨日は『スター・ウォーズ』を見に行って酒を飲んで帰ってきた」と正直に告白。だが、この日の制作発表のために「見なきゃいけない」と見てみると、「いろんな伏線が張り巡らされていて面白い。『スター・ウォーズ』より面白い」と惹き込まれたという。

そして、「『スター・ウォーズ』のエピソード9は野木さんに書いてもらい、(演出の)塚原さんが監督したら、ますます面白いんじゃないか」と仰天提案。「僕らはどこかの惑星で」と加え、「全然『アンナチュラル』と違う話ですけど、そういう展開を勝手に考えていました」と楽しそうに話した。

松重の愉快な提案に、野木氏は「全国の『スター・ウォーズ』ファンに殺されるので控えていただきたい」と笑いながらコメント。また、本作について「法医学ミステリーというジャンルで、調べものは山ほどしないといけないし、プロの専門家にお伺いをたてないといけないし、わからないことだらけで大変」と打ち明け、「法医学モノは定期的に作られていますが、それとは一新したドラマを目指した。取材してみると、今まで語られていない隙間の面白さが見つかったので、新しい気持ちで見ていただけるのでは」と自信をのぞかせた。

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    左から松重豊、井浦新、石原さとみ、窪田正孝、市川実日子

制作発表には、石原、松重、野木氏のほか、井浦新、窪田正孝、市川実日子、演出の塚原あゆ子氏が出席した。

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