アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が6日、都内で行われた連続ドラマ『FINAL CUT』(カンテレ・フジテレビ系 1月9日スタート 毎週火曜 21:00~21:54※初回は15分拡大)の制作発表会に共演の藤木直人、栗山千明、橋本環奈、林遣都、高木雄也(Hey!Say!JUMP)、やついいちろう(エレキコミック)、水野美紀、杉本哲太とともに出席した。

FINAL CUT

後列左からやついいちろう、林遣都、水野美紀、前列左から橋本環奈、栗山千明、藤木直人、杉本哲太

映画『電車男』(2005年公開)やフジテレビ系のドラマ『ナースのお仕事』シリーズなどの脚本を手掛けた金子ありさのオリジナル脚本を映像化した同ドラマ。殺人事件で母親を犯人扱いされ、自殺に追い込まれた過去を持つ主人公・中村慶介を亀梨和也が演じ、12年の時をへて、事件の真犯人を探し出し、母を追い詰めた者たちへの復しゅうを果たすため動き始める、というストーリーになっている。

制作発表会が行われたこの日は、主演の亀梨をはじめとするキャスト陣が勢揃い。亀梨は「僕自身としては先日発表になりましたKAT-TUNというグループが新たなスタートを切った年に、こうして素敵なキャストの皆さんと1つのチームとして一歩踏み出せて幸せなことだと日々実感しながら撮影させていただいております」と共演者に感謝しながら、「今の時代だからこその問題やテーマにしっかりと正面から切り込み、皆さんと一丸になって作っている作品だと思いますので、そのあたりを感じてもらいながら楽しんでいただけたらと思います」とアピール。そんな亀梨演じる主人公・慶介に翻ろうされるヒロイン・雪子役の栗山は「とても素直で真っ直ぐだからこそぶち当たる壁を葛藤として上手く表現できればと思いながら日々頑張っています」と明かしつつ、「本当にエンターテイメントに富んだ内容になっているので、多くの方に楽しんでもらえると思います」と手応えを掴んでいる様子だった。

メディアを通して人間の色んな面を伝えている同ドラマ。それにちなみ、「自身や共演者のイメージと違う一面は?」という質問に「結構ストイックと言われますが、全然ストイックではないんです。家では素っ裸で暮らしているんです。"生まれたての亀"での生活ですね(笑)」と亀梨。そんな亀梨に対して後輩の高木は「近寄りがたい存在で、この現場では幼馴染みでタメ語という設定なのでどうしようかと色んな方に言ったら、それを聞いた亀梨さんが『二人っきりで食事行こうか』と誘ってくれました。格好良いなって思いましたね」とベタ褒めし、亀梨は「後輩を驚かせようとドッキリをやったら本当に泣いちゃって(笑)。そういう思い出があるから怖いイメージなのかな(笑)」としつつ、「泣かしてしまって申し訳ない過去があるので、このドラマではたくさん奢って挽回したいと思います」と後輩思いな一面を覗かせていた。