「大好き! を詰めました!」

――さて、そんなクラ劇総選挙の結果をもとに、「僕らはSummer」のカップリング曲の担当も決められています。井上さんは「Love Message」という曲を、大海さん、古畑さんと3人で歌っていますが、これはどんな曲ですか?

井上 「Love Message」はがっつりラブソングですね。歌詞も「君が好きだよ」とか「伝えられないのが悔しくて」とか、すごくストレートに愛を伝えるラブソングになっています。

――大人っぽいラブソングですね。

井上 そうですね、だから今回もリンちゃんはきっと大人っぽくするために頑張ったんだろうなって思います(笑)。

――収録は大変でしたか?

井上 僕以外は高音域がどんどん出ちゃう2人だったので、そこについていけるのかがちょっと心配だったんですけど、一生懸命歌いました。余計なことを考える必要がないくらい、歌詞がとにかくまっすぐなので、そのままの気持ちを届けに行きましたね。

――井上さんの「大好き!」が詰まっている?

井上 詰まっていると思います! 詰めました!

――市川さんは東雲ユウリのソロとして「愛の一粒」という曲を歌っていますね。

市川 「愛の一粒」は、「僕らはSummer」に比べるとかなりしっとりした曲になっています。総選挙や、みんなに対するユウリの想いが歌詞やメロディーに込められている、すごく素敵な曲になりました。僕も、かなり、メンバーのことを想いながら歌わせていただきました。

井上 やだ、泣いちゃう。

市川 あはは(笑)。

――また、カップリングには2期生も交えツキクラ全員で歌う「FLY HIGH」が収録されています。

井上 この曲は、元気なキラキラアイドルソングで、二期生のみんながすごく頑張っていたなって印象があります。

市川 みんなそれぞれ思い思いの輝きをはなってステージに立っていこうという曲なんですけど、この爽やかなキラキラした曲を、ユウリとして歌うのが一番大変でしたね。コーラスの「Hey!」は、どう歌うかすごく迷いました。それと、僕は収録が2期生と一緒だったんです。レコーディングブースに僕が入っている中、ミキサールームに2期生がずらっと並んでいて、余計に緊張しました。ディレクターさんに「市川くん、二期生に先輩ってとこ見せちゃいなよ」ってからかわれたりして(笑)。

お互いの活動の広がりを喜び合える関係

――2期生と関わる機会も多くなってきたと思いますが、印象的なエピソードはありますか?

井上 2期生4人と一緒だったリリースイベントの時、僕が集合場所に20分前ぐらいに行ったら、すでに2期生が3人いたんですね。で、ちょっと遅れてもう一人の馬場惇平君が入ってきた時に「ふーん、俺より遅く来るんだ~」ってふざけて言って、「ほんとすいませんすいません!」ってめちゃくちゃ焦らせるっていうのをネタでやりました(笑)。そういうことができるくらいには、2期生と打ち解けてきているのかなと思います。打ち解けてなかったらできないネタです(笑)。

――2期生全体を見ていて、1期生としてはどう思いますか?

市川 うまくまとまっている印象がありますね。みんな均等に仲が良いというか。

井上 僕らの時に比べたらメンバー間で仲良くなるスピードが異常に早かったよね。

市川 確かに早かった。すごく早い段階で遊びに行ったね。会う機会が僕らの最初のころよりも少ないにもかかわらず、距離の縮め方が早くて、そこはすごいなと思います。

――最近は、1期生も全員で集まる機会が減ってきたとおっしゃっていましたよね。会う頻度が少なくなってきたことで 1期生の間でちょっと変わったことってありますか?

市川 確かにみんなで集まる機会は減ってきたけど、実は会ってない感覚というのはないんです。Twitter 等を介して、他のメンバーの活躍を見たり、実際に出ている舞台に足を運んだりとかしているので。そういう、メンバーの頑張っている姿にすごく刺激されています。

井上 「久しぶりー。あの作品、決まったんだって?」とか。積もる話はあるよね。毎日のように一緒だったころは、それぞれあえて話すようなこともなかったりしたけど、久しぶりに会うからこそ話したいことがたくさんある。メンバーが出ている作品は余裕があればだいたいチェックするようにしていて。メンバーが頑張っていると自分も頑張らなきゃと思います。

――市川さんも井上さんも、ツキクラ以外でのお仕事が増えてきましたよね。他のお仕事をしていく中で、これはツキクラの活動で培ってきた部分だなと思うものって何ですか?

市川 度胸ですね。色々、イベントなどに出させていただいて、人前に立つことへの抵抗が、昔に比べて少なくなったと思います。緊張はするけど、楽しむ余裕が出てきたのは、多分ツキクラでの活動を通して培ってきたものじゃないかなと。

井上 僕も、イベントなどでステージに立つことが怖くなくなりましたね。重すぎる緊張感がなくなって、少しリラックスして楽しむ余裕が持てるようになったのは、ツキクラで色んなステージに立たせていただいたからだと思います。

――ツキクラの活動が2016年3月に始まってもう1年半ほど経ちますが、市川さんと井上さんのお互いの印象は変わりましたか?

井上 イッチーは相変わらず、いると癒されますね。優しい。包み込まれている感じがあります。イッチーといると安心できるんです。

市川 イノエルは可愛い。変わらず可愛いです(笑)。

井上 僕たち、あんまり前と距離感変わんないよね。

――最後に、「僕らはSummer」を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

井上 今回2ndシングルをリリースさせていただけるのも、一途に 応援して下さる皆様がいらっしゃるからだと思います。僕ら色んな気持ちを込めてミュージックビデオも CDも収録したので、それが皆様に届いて、それがまたさらに次につながっていけたらなと思います。どうかみなさんに楽しんでいただけたらと思います 。

市川 ミュージックビデオも、曲も、僕たちが歩んできた今までが詰まっています。成長もですし、去年みんなで合宿をした時のワイワイガヤガヤ感、その懐かしさみたいなものも詰まった曲になっているので、ミュージックビデオと一緒に是非皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。