7月22日にNHK総合で放送されるNHKスペシャル『AIに聞いてみた どうすんのよ!ニッポン プロローグ』(19:30~20:43、21:00~21:49)の取材会が16日、東京・渋谷の同局で行われ、MCを務めるマツコ・デラックス、進行役の有働由美子アナウンサーが出席した。

左からマツコ・デラックス、有働由美子アナウンサー

『NHKスペシャル』として2020年まで全7回放送する大型シリーズ『AIに聞いてみた どうすんのよ!ニッポン』は、人々が感じる疑問や日本が抱える難問をNHKが中心になって開発したAI(人工知能)に導き出させ、従来にない「一手」を考えていくというもの。7月22日放送分のプロローグの収録がこの日行われ、同番組でMCを務めるマツコ・デラックス、番組進行役の有働由美子アナウンサーが報道陣の取材に応じた。

NHKで初めてMCを務めるマツコ・デラックスは、第1回の収録を終えた感想として「思ったよりも楽しかったわ。よくある難しいNHKかと思ったけど慣れてないものを頑張っていたという感じ。慣れてないとこうなるんだという発見でした」と話し、「人間には居場所というのがあるの。無理にオカマ出してテレビショーやらなくて真面目にやってればいいのよ。民放風に作ろうとしてるでしょ? 昼帯(『ごごナマ おしゃべり日和』)とかのやつとか、無理はしなくていいの!」とチクリ。コンビを組む有働アナについては「プライベートでも結構会っているので全く新鮮味がないの。だから裏を返すと普段からこんな感じ。テレビで見たまんまの人です」と語り、一方の有働アナは「とにかくスタッフを巻き込む力がすごいんです。MCとしてすごく勉強になりました」と褒めちぎっていた。

NHKが中心となって開発したAIに、今後の将来の答えを導き出す同番組。それにちなみ、「どんなAIが欲しい?」という質問にマツコ・デラックスは「私はある程度の機能がついていればロボットでいいわ。最近いろんなことがあるでしょ?例えば昼帯(『ごごナマ~』に出演している船越英一郎と松居一代の離婚問題)。生身の人間は怖いので、AIでいいです」と笑いを誘えば、有働アナは「私は一緒に家事作業をしてくれたら、生活の質が上がるんです。今は何もかも全部自分なので、一緒に家事をやってくれるAIがいいですね」と独身女性の偽らざる本音を明かしていた。