あと数時間後に開幕するAppleの開発者会議「WWDC17」。アプリの開発者や技術者に向け、例年6月に実施されているWWDC(Worldwide Developers Conference)だが、今年は、カリフォルニア州サンノゼのマッケナリー・コンベンションセンターでの開催となっている。

WWDC17の会場となるサンノゼのマッケナリー・コンベンションセンター

基調講演の様子は日本時間の6日午前2時からライブ中継される

今回で28回目の開催となる、WWDCの会期は6月5日から9日まで。iOS、macOS、watchOS、tvOSの4OSを中心にiPadなど、ハードウェアを含めたアナウンスがあると噂されており、数多くの発表があると予測される。現地では、すでに入場待ちの列ができており、まさに開発者のための祭典という様相を呈している。

また、今年の2月に従業員の就労開始が告げられた建設中の新キャンパス「Apple Park」についてだが、今回何らかの形でアナウンスがあるとしても、プレス向けに案内があるとは想像し難い状況であることが分かった。筆者は、現地在住のジャーナリスト、Yoichi Yamashita氏の協力を仰いで、Apple Parkの様子を覗いてきたが、従業員以外でも入れるというヴィジター・センターは突貫工事中で近寄れなかった。

建設中の新キャンパス「Apple Park」の様子。4月から従業員の就労開始がアナウンスされていたが、現時点で「宇宙船」の中で働いている人はいないように見えた

道路標識はできているので、完成はそれほど遠くない?

WWDC17基調講演の様子は日本時間の6日午前2時からライブ中継される予定で、iPhone/iPadなどのiOS 7.0以降を搭載したiOSデバイス、OS X v10.8.5以降を搭載したMacのSafari(バージョン6.0.5以降)、software 6.2以降がインストールされた第2/第3世代のApple TVおよび、第4世代Apple TV、さらに、Windows 10を搭載したPCのMicrosoft Edgeで視聴が可能。何が出てくるのか楽しみに待っていただきたい。