タレントの島崎和歌子が28日、東京・御茶ノ水のBS11本社で行われた同局の新番組『あなたが出会った昭和の名曲』(4月6日スタート、毎週木曜20:00~ ※初回19時~2時間SP)の記者会見に登場。編成局長に「ジジイじゃん(笑)」と言い放つなど、豪快な"和歌子節"を見せた。

新番組『あなたが出会った昭和の名曲』MCの島崎和歌子

この番組は、毎回大御所から若手の歌手を迎え、生放送・フルコーラスで名曲を届けるというもの。視聴者が聞きたい曲のリクエストも募っていく内容で、MCを務める島崎は「一応アイドル歌手でデビューして、しばらく遠ざかってたんですけど、こうやって歌と携わることができてとても光栄です」とあいさつした。

TBS系大型生特番『オールスター感謝祭』の司会を25年にわたって務め、「生放送はわりと得意な方なんで(笑)」という島崎は、生番組の醍醐味について「芸能人の方の本当の素顔が見れるんですよね。歌となると本当の歌唱力も伝わる」と解説。初回には美川憲一も出演するが、「(いつも共演する)バラエティとは接し方が変わりますね。歌になるとどうなるか楽しみ」と期待を込めた。

番組では、"おんなギター流し"・おかゆが、各地の中継先からギター1本で生歌を披露するコーナーもあるが、早速おかゆが島崎のリクエストした渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」を歌うと、島崎は「ギター持ってる人ってテツandトモしか知らない知らないからさ、すごーい!」と感動し、「中継先の素人さん、何するか分かんないから」と、生ならではのハプニングを予告。その後も、二木啓孝取締役編成局長が質問しようとしてせき込むと、「ジジイじゃん(笑)」とツッコミを入れるなど、豪快なやり取りを見せた。

(左から) BS11の鈴木康之プロデューサー、島崎和歌子、おかゆ

また、歌手出身の島崎が同番組で歌を披露することについて、鈴木康之プロデューサーが「今のところ考えてないです」と述べると、「冗談じゃないよ~。カラオケ流してくれればワンコーラスでもやるよ」と抗議。勢いに押された鈴木プロデューサーが「前向きに考えます」と方針転換すると、「当たり前じゃない(笑)」と、活躍の場を勝ち取ったことに満足していた。

同番組には、島崎のパートナーとして、月替りの「マンスリーMC」が登場。4月は、弱冠22歳の演歌歌手・徳永ゆうきが担当することになっており、島崎は「毎回かわいこちゃんとできるので、そこも個人的に楽しみにしています」と笑顔を見せた。

4月6日の初回は19時からの2時間SPで、ゲストに森進一、美川憲一、前川清、神野美伽、西田あいがら出演。翌週13日も同様の2時間SPで、内藤やす子、伍代夏子ら。同20日からレギュラーの20時からで、中村美律子ほか。同27日は総集編を予定している。