エプソンは9日、一般オフィスや自治体向けのSRA3対応カラーページプリンタ「LP-S9070」を発表した。3月2日から発売する。価格は199,800円(税別)。Adobe PostScript 3 純正ソフトウェア対応モデル「LP-S9070PS」も用意。こちらの価格は299,800円(税別)。

LP-S9070

会議資料や報告書といったビジネス文書の印刷に適したカラーページプリンタ。A3サイズよりも大きいSRA3サイズに対応し、トンボ入り印刷も可能。POP作成や雑誌広告など、幅広い用途に使える。自動両面印刷に対応。

印刷速度は、モノクロ/カラーともに35ppmで、ランニングコストはモノクロが2.7円、カラーが10.7円。給紙枚数は、標準で660枚(カセット:560枚、MPトレイ:100枚)となっており、オプションの増設3段カセットユニット(560枚×3段)を追加すれば、最大2,340枚まで増やせる。耐久性は最大150万枚と高く、1カ月に約25,000ページを印刷しても、5年間使い続けられる計算。

耐水紙や厚紙、ミシン目入り用紙などの特殊用紙に対応し、「ユーザー定義サイズ」の用紙長は1,200mmまで設定可能。ドライバには「POPモード」を新たに搭載し、POPに適した色合いで印刷できるようになっている。1枚のプリントデータを複数枚の用紙に分割してプリントする「ポスター印刷」は、最大でA0サイズの倍まで対応。

そのほか主な仕様は、印刷方式がLED方式(LED走査+乾式二成分電子写真方式)、解像度が1,200×1,200dpi。ウォームアップタイムは28秒以下で、ファーストプリントタイムはカラーが6.4秒、モノクロが6.3秒。インタフェースはUSB 2.0、Gigabit Ethernet対応有線LAN、本体サイズはW640×D662×H407mm(使用時)、重量は約66kg。