手軽に操作できるよう進化

また驚いたことに、レイコップ RXはシリーズとしては初めてコードレス化した。コードがないことで取り回しがラクになっている。満充電までの充電時間は約3.5時間。フル充電時は約40分間の連続使用が可能だという。

とうとうレイコップがコードレス化。充電は、専用台にのせるだけ。立てた状態で充電するのでスペースもあまりとらない

もう一つの新機能が「自動モード」の搭載。これは、寝具の通気性をセンシングすることで、自動的に吸引やブラシの回転速度を制御するモードだ。これにより、効率的にダニやゴミに対応しつつ、寝具を傷めることがないという。また、薄い寝具でも「吸い付きすぎない」ため、操作性もアップしているという。

3つの異なる素材の寝具の上でレイコップ RXを運転。まわりがうるさくてわかりにくいが、素材の違いによって吸引力やブラシ回転数が変わるため、運転音が変化する

細かな操作性もアップ

新モデルの大きな改良点は、ここまで紹介した通りだが、このほかにも細かな点が使いやすくなっている。一つが「アクティブパンチブラシ」だ。従来のレイコップは、回転ブラシと叩き用のパーツが別々に搭載されていた。しかし、新型のアクティブパンチブラシは、回転ブラシに18個の「叩き」用の突起を装備。回転ブラシと叩き用のパーツを集約している。これにより、1分間に45,000回という素早い動作が可能となった。

アクティブパンチブラシは、叩きとブラシ機能が一つになっている。ブラシの間に見えるビーズのようなパーツが叩く役割をする

また、従来までは必ず温風が吹き出ていた「ドライエアブロー」機能は、送風運転も可能になった。これにより、暑い夏でも布団を暖めることなく、風圧だけで一定の湿気を除去できるという。