13インチでもALIENWAREのデザインとDNAを継承

ゲーミングノートのハイエンド製品、ALIENWARE 13のプレゼンでは、担当者もラフなTシャツ姿にお色直し。「ALIENWAREは地球上で最高のゲーミングPC」と語るレイ氏。日本でALIENWARE 17/15はすでに出荷しているが、同じデザインとDNAを継承した小型ゲーミングPCが、今回の13インチモデルだとした。

高性能なパーツを詰め込むゲーミングPCでは排熱が重要になるので、ヒンジを少し手前になるよう配置し、背面からの排熱効率を向上。同時に、液晶が浮いているかのような感覚を生み出し、ゲームに没入できるという効果もある。キーボードは複数のキー入力が可能なNロールキーオーバーで、2.2mmのストロークを持たせた。

CPUは第7世代Intel Core i5/i7で、GPUはPASCAL世代のNVIDIA GeForce 1080/1070/1050だ。前世代のモデルと比べて、5倍のグラフィック性能アップを実現。4Kゲーミングを可能とするだけでなく、遅延の少ないVRレディでもある。さらに、専任のエンジニアリングチームによる検証作業を実施しており、安心してコンテンツを楽しむことができる点をアピールした。13インチ製品では、QHD(2,560×1,440ドット)有機ELディスプレイのバージョンも用意されており、応答速度1msのハイレスポンスといったゲームに強いスペックが理由で、売り切れ続出だという。

ライトグレーのポロシャツに着替えたレイ氏

これまで日本市場でのALIENWAREのノートPCは17/15インチ。これに今回の13インチが加わった

ALIENWAREのノートPCはすべてVRレディに。業界最高のOculusとHTC VIVEでのコンテンツ検証チームもあり、安定動作を目指しているという

ALIENWARE 13の受賞歴

QHDのOLEDバージョンもあり、さらにタッチ対応。すでに発売中の地域で人気を博しているそうだ

ALIENWAREシリーズは妥協なきゲーミングPCとなっている

マイケル氏は「ティーンエイジャーの息子は、DELLの仕事には関心を持ってくれないが、ALIENWAREだけは飛びつく」とにこやかに語る。5倍のグラフィック性能を持つ新製品に対して、数千のスケッチを描いた結果が、現在のヒンジフォワードデザインだそうだ。

デザイン上、冷却とエアフローも重要。デザインとクオリティを両立させ、CPUやGPUをオーバーヒートさせずにオーバークロック可能な構造にしている。さらに現在、ユーティリティソフトのALIENFX 3.0を開発中で、今日は発表できないが期待してほしいとした。

新型ALIENWAREに対して、数千ものアイディアスケッチが。紹介されたのは決定校

妥協なきゲーミングノートゆえに放熱性を考慮したデザイン

本体の発光(ライティング)も、象徴的な機能。ブラッシュアップが施され、横から見ても美しい仕上がりを意識したそうだ

キーボードはNロールキーオーバーで、キーストロークも2.2mmを確保。これもゲーマーの求める数字だという

外付けグラフィックユニットにも対応

パッケージもコダワリのデザイン