スターバックス コーヒー ジャパンは1月11日、「ディカフェ スターバックス ラテ」とその他ディカフェ商品のラインナップを全国の「スターバックス」店舗で提供開始した。ここ最近で、耳にする機会も多くなった"ディカフェ"。では実際、スターバックスのラテからカフェインが抜かれたら味に変化はあるのだろうか。確かめてみた。

スターバックスのドリンクが全て"ディカフェ"で注文可能に!

そもそもディカフェとは、コーヒー豆からカフェインを除去したもので、「ノンカフェイン」や「カフェインレス」としても知られている。これまでのスターバックスでは、「ディカフェ コモドドラゴン ブレンド」という豆しか扱われておらず、「ドリップ コーヒー」か「カフェミスト」でしか飲むことができなかった。

このたび同社では、エスプレッソマシンでもディカフェを取り扱えるようになり、ディカフェのエスプレッソも抽出が可能に。そのため、エスプレッソを使う「スターバックス ラテ」「キャラメル マキアート」「カフェ アメリカーノ」「カフェ モカ」「ホワイト モカ」といったドリンクは、全て50円追加すればディカフェで注文できる。

「ディカフェ スターバックス ラテ」(税別380円~、写真はTallサイズで税別420円)

「ディカフェになったことで味に変化があるのだろうか?」というのが気になるところだろう。早速「ディカフェ スターバックス ラテ」を飲んでみよう。

手にとって見てみると、見た目と香りは変わっていない気がする……。カフェインを抜いただけでは、あまり変化はないようだ。「それならば味は?」と思って飲んでみると、スチームされたミルクのコク、エスプレッソのほんのりとした苦味を感じ、いつもの「スターバックス ラテ」の味そのものだった。それに対してスターバックス広報は、「豆本来の風味はそのままにすることに努めました。99%以上のカフェインを除去しましたが、味の変化はほとんど感じられないはずです」と話していた。

香りや味の変化を感じられなかった

また、自宅用のコーヒー豆にもディカフェ商品を発売。スターバックスの看板商品となる「ハウス ブレンド」も「ディカフェ ハウス ブレンド」となって販売される。カフェインは控えなければならないが、家でもスターバックスの味を楽しみたいという人にはうってつけだろう。価格は250gで税別1,240円。

「ディカフェ ハウス ブレンド」(250g/税別1,240円)

"ディカフェ"という新しい選択肢が増えたスターバックス。カフェインで眠れないという人や、一時的にカフェインを控えているという人でも、スターバックスの味を体験できる新たなきっかけになるのではなかろうか。