Q.(友人間で)お金にまつわることで幻滅したことはありますか?

友達関係は信頼関係。余りにお金に汚かったり、だらしなかったりすると、大事な信頼を失うこともあるかもしれない。今回はマイナビニュース会員のうち男女301名に、友人間でお金にまつわる幻滅した出来事があるかを聞いた。

Q.(友人間で)お金にまつわることで幻滅したことはありますか?

はい 34.9%
いいえ 65.1%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)幻滅した理由を教えてください

■貸し借りで
・「お酒の席だったので、お金を貸したのに覚えていないと言われた」(34歳女性/繊維・アパレル/事務・企画・経営関連)
・「お金を貸して、すぐ返してくれるものだと思っていたが催促するまで何もしてくれなかった。あの嫌な思いは二度としたくない」(50歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「借金を催促したら逆切れされた」(37歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「貸したお金のことをすっかり忘れた。先輩なので言えないで損した」(46歳男性/放送・新聞/営業関連)

■立て替えて
・「立て替えたランチ代が返ってこなかった。2回も」(33歳女性/化粧品・医薬品/専門サービス関連)
・「同級会の会費を立て替え、なかなか払ってもらえなかったとき」(51歳男性/広告・出版・印刷/事務・企画・経営関連)
・「私は行きたくないと断った飲食店に無理に連れて行かれたのに、お金がないからと言われ立て替えた。いつ返してくれるのか聞いたら一年後と言われたので、友達だと思ってたのに、たかられたんだと思ったら幻滅したし、それ以降付き合うのをやめた」(41歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■借り癖
・「お金にルーズで給料日前になると、周りに金を貸してくれと言って回っている人がいる」(31歳男性/教育/IT関連技術職)
・「周りからお金を借りまくっている。ないと言ってるのにあてにしてくる」(39歳男性/サービス/その他・専業主婦等)
・「美人だけど借り癖がある友人で幻滅した」(32歳女性/教育/事務・企画・経営関連)
・「銀行に貯金があるくせにいつも金を借りに来てた。ATM手数料がもったいなかったらしい」(44歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

■セコい
・「お釣りをこっそり財布に隠していたことです」(33歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)
・「清算のたびにトイレに立っていなくなる」(60歳男性/サービス/営業関連)
・「私のクーポンを使ってあげたのに、割り勘にして、自分が少しでも得しようとする友達がいました」(28歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■ギブアンドテイクじゃない
・「おごらせようとしてくる」(28歳男性/その他/事務・企画・経営関連)
・「私の方が年収が多いとわかっていて、いつも私が多めに払って当たり前と思っている雰囲気の友人。余り会いたくなくなる」(34歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「こちらは時々ごちそうしても、向こうは一切ごちそうしてくれないとき。ケチだなぁと思う」(26歳女性/食品/専門職関連)

■ありえないケースも
・「お金が足らないから、消費者金融の肩代わりをさせられた」(41歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/その他・専業主婦等)
・「クラスの中で窃盗」(39歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■友達付き合いの難しさ
・「いきなり電話してきて、食事に付き合ったらしっかり割り勘にされた」(47歳男性/ビル管理・メンテナンス/技能工・運輸・設備関連)
・「みんなでカフェに行こうという話になったら、『高いから私は行かない』といった場の空気を壊す友達」(36歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「学生のときに、お金持ちの家庭の子と食事に行ったら、メニューの値段が4桁しかないレストランに連れていかれた。座ってから気づいて、何も頼まず出るのがすごく恥ずかしかった」(48歳女性/コンビニエンスストア/販売・サービス関連)
・「グループでドライブに行ったとき、きっちり割り勘の計算をする友達がいた。その子は運転してくれる人へのねぎらいがなく、ガソリン代も全然足りていなかった」(33歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「細かすぎて、楽しさが半減する」(59歳男性/その他/事務・企画・経営関連)

■総評
友人間のお金にまつわる幻滅した出来事、最も多かったのは「お金の貸し借り」でのトラブルだった。「貸したのに返してくれない」という意見が目立ち、中には「10万円踏み倒された」と深刻な人も。

同様に「立て替えたお金が返ってこない」という意見も散見された。先輩や友人にはなかなか催促しづらいもので「言えなかった」と泣き寝入りする場合もあるようだ。

「借り癖」「金払いの悪い人」も余りよく思われていなかった。

このほか、友人何人かで行動するときに、1人だけ金銭感覚が違うと、場がシラケることがあるようだ。「高いから私は行かない」と遊びを断ってくる人、とんでもなく高い値段のランチを設定する人、余りに細かく割り勘を計算する人など、いろいろなケースが報告された。

友達だから許されることも、友達だからこそ気をつかうべきこともある。お金にこめる「気持ち」の部分をくみ取って、注意したいものだ。

調査時期: 2016年8月2日~4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性193名 女性108名 合計301名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません